炎の28番勝負ー7本目

大好きな丸の内ピカデリー2階席最前列が取れた! 視界を遮る物なし、スクリーンが俯角10%くらい。この場所なら「クロユリ団地」や「劇場霊」でも楽しく観賞できるかもしれない。いや、秋元プロデュースは無理だ。あらすじは書くまでもないと思う。予告編のとおり。ただ、主人公は中小企業の社長。事故の真相を突き止めようとするが、事故を起こしたということで顧客は失うし、銀行からを融資を受けられないどころか過去の融資の返済を迫られ、さらに被害者からは訴訟を起こされ会社は絶体絶命。ネタバレもなにも最後は自動車会社のリコール隠しに司直の手が入りハッピーエンドを迎えるのだが、そこに至るまで長瀬智也の社長ルート、ディーンフジオカの自動車会社内部ルート、高橋一生の銀行ルート、小池栄子の週刊誌ルート(これはスポンサーの圧力で早々と没になるがお詫びとして長瀬に渡した資料があとで生きてくる)、さらに役者の名前はわからないが別の社内ルート。いろいろなルートが並行して進んでいき、これらが実を結びクライマックスを迎えるが最後が駆け足。あと15分上映時間を長くしてそれぞれを掘り下げていったら最後がもっと感動的になったかもしれない。紅一点である長瀬の奥さん役、無駄に可愛い深田恭子の良妻賢母ぶりが光る*1深キョン可愛いよ深キョン

*1:小池栄子も出ているがこの役は男でもよい