春のビデオまつり

      1,500円
      1,200円
どちらも映画館で観たエイリアンの新シリーズ。旧シリーズは「前作でリブリーがエイリアンと戦った」とか「2作目は女の子と脱出した」くらいを覚えておけば新作を楽しめたが、新シリーズの2作目はそのくらいでは済まないくらい1作目の知識が必要となる。しかも公開が5年も空いてるんだよね。Amazonでこの2作が100円セールだったときに2本続けて一気に観た。それでもアンドロイドの行動原理がいまいち理解できないのに、5年も空いたら絶対にわからないよね。冒頭に1作目のあらすじをやってくれよ。


      1,200円
いま公開している「レディ・プレイヤー」のショボい版。いま思い出したけど「レディ・プレイヤー」は仮想現実で映画「シャイニング」の世界に入るパートがあって、映画を観ていない人はちんぷんかんぷん。こちらのビデオは壮大なRPGの世界ではなく、武器を持って敵と戦うFPSのゲームに入っていく。しかもヘッドゴーグルはいったん装着するとゲームが終わるまで外せなくて、ゲームの世界で2回撃たれるとヘッドゴーグルの機能で実際にプレーヤーが死ぬ。ビルに集められた8人の男女が協力して賞金と命を手にするために敵と戦う。8人が協力すれば楽に勝てそうなのに裏切る奴とかビビる奴が出てきてどんどん被害が広がる。


      1,500円
囚人を冷凍睡眠させて静止衛星に収容している近未来の話。組織にいた裏切り者のせいで殺人の汚名をきせられて逮捕された主人公。衛星で囚人の暴動が起こり乗っ取られる。どうせ囚人だし係官はほとんど殺されてしまったのでそのまま爆破してしまえば良いのだが、運悪く慰問に訪れた大統領の娘がいる。減刑と引き換えにその娘の救出に向かう主人公。だが多勢に無勢すぎる...この主人公、とにかく無駄口が多くひたすらギャグを言いまくる。吹き替え版で観たが声優が秀逸。むしろ吹き替え版で観るべき映画かも。それにしてもAmazonビデオの吹き替え版は声優がクレジットされないのはかわいそう。


      1,200円
主演・温水洋一。登場人物はラスト15分あたりまで彼一人という異色作。目が覚めるとコンテナの中。脱出しようにもどこにも出入り口がない。そのうち前後左右や下にもコンテナがあり、各コンテナに一人ずつ収容されている人がいることがわかる。その人たちはさらに向こうにあるコンテナの人とも話すことができるので、どうやら数百人がいるらしい。なんで自分たちは監禁されているのか、どこに向かっているのか、情報交換をしながら真相に迫っていく...このアイデアと、一人で劇を回す温水洋一が見事。途中までは1,800円級なのだがラストがダメダメ。なんでこうしちゃったの?


      1,200円
主役が大信田礼子だって。懐かしさで観てみた。1982年の作品だよ。日活ロマンポルノのカテゴリみたいだ。あとはダブル主演の夏木陽介、さらに村上弘明。みんな若い。さらに21才の高橋ひとみがかわいい。つうか高橋ひとみが脱いでんじゃん。大信田礼子は必ず薄暗い部屋、高橋ひとみは明るい部屋。ラストはそう来るか。でもそうするしかないよね。