芳根京子ちゃんのインスタにこんなのあったで。
写真の質感が独特だろ。京子ちゃんはフィルムカメラが好きなのだそうだ。スマホで撮影すれば一発でアップできるのにすごいこだわり。泉里香の女優としての力量を遺憾なく発揮できたから視聴率なんかどうでもいいのだが、主演の京子ちゃんは気になるよね。今後の仕事に差し支えるよね。ただ好き嫌いがはっきりわかれるドラマで毎週見ていた人は高評価だったことを本人にわかって欲しいな。と思ってたら京子ちゃんのツイートにこんなのがあった。
何にお礼を言ってるかというとマイナビニュース*1。もはやテレビの生視聴を計測する視聴率なんか意味がないと、ライターの人がぜんぶのドラマを見た上で1ー3月期の批評をした記事。要点は
ポイント1:平昌五輪で大打撃! 一話完結型が優位に
どうしてもオリンピックを見るので1話を飛ばすと翌週のストーリーがわからなくなる連続ドラマは敬遠される。一度、視聴者が離れると戻ってこない。その中で
視聴者の支持は、高視聴率を獲得した一話完結型の『99.9』、『アンナチュラル』、『BG』派と、
低視聴率だが連ドラらしい物語性と連続性を重視した『海月姫』、『隣の家族は青く見える』派に二分。
熱狂度という点では遜色なかった
このライターはサイゾーみたいに視聴率の数字だけをチェックしているのではなく、ツイートの数や内容で反響を見ている。
ポイント2:物語はフォーマット化、人物の描き方は多様化
1話完結の事件解決ものばかりでテレビドラマはフォーマット化してしまった。その中で登場人物の描き方は多様性が見られた。
副産物として生まれたのは、LGBTや異性装に挑む俳優の姿。『隣の家族は青く見える』の眞島秀和と北村匠海、
『女子的生活』の志尊淳と中島広稀、『海月姫』の瀬戸康史、『明日の君がもっと好き』の森川葵が、
繊細な役作りで称賛の声を集めた。
なるほど。ほかのドラマはまったく知らないがそういう作品が多かったのか。
優秀作品『海月姫』・次点『アンナチュラル』
上記を踏まえた上で、秋ドラマの最優秀作品に挙げたいのは、『海月姫』。
緩急・明暗自在の演出、原作を巧みに脚色した脚本ともに見応え十分で、「若年層を果敢に狙った」という点も含め、
視聴率以上に評価されるべき作品となった。
もう若者はテレビなんかあまり見てないのをわかった上でそこを狙ってきたのがナイスチャレンジだと。しかしこのライターの辞書には視聴率という言葉は無いんだな。「海月姫」は録画しながら生で見てたけど「西郷どん」は毎回見逃し配信だもんな。そしてこう結んでいる。
2018年冬ドラマベスト作品・俳優
【最優秀作品】『海月姫』 次点-『アンナチュラル』『女子的生活』
【最優秀脚本】『アンナチュラル』 次点-『リピート』
【最優秀演出】『海月姫』 次点-『バイプレイヤーズ』
【最優秀主演男優】志尊淳(『女子的生活』) 次点-『バイプレイヤーズ』の5人
【最優秀主演女優】芳根京子(『海月姫』) 次点-石原さとみ(『アンナチュラル』)
【最優秀助演男優】井浦新(『アンナチュラル』) 次点-遠藤憲一(『家族の旅路』)
【最優秀助演女優】門脇麦(『トドメの接吻』) 次点-市川実日子(『アンナチュラル』)
【優秀若手俳優】清水尋也(『anone』) 恒松祐里(『もみ消して冬』)
この記事を京子ちゃんも見たんだね。よかったよかった。つぎは他局でがんばろう