北川景子「西郷どん」

ひー、あと1時間50分で次の回の放送だよ。周回遅れどころかつぎのランナーが背中を触れるレベル。タイトルが「篤姫はどこへ」だったので輿入れするための修行がイヤで逃げ出したのかと思ったらぜんぜん違った。
     
実の父親が他界した知らせを受け取ったが、親の死に目にも会えぬ、親の葬儀にも出られないこの身、海を見ながら泣きたかったようだ。篤姫大政奉還後、「篤姫はきょうで徳川家を卒業しまーす!」と帰ることもできたのに生涯、鹿児島には帰らなかったそうだ。いまの父親である斉彬から徳川家定に輿入れするように命じられる。もうこの時代の女性、とくに身分が高いほど親の道具だよな。とは言ってもいまのところただの田舎娘。大奥に入るための修行をしなければならない。その教育係が...
     
ラスボス感120%の南野陽子。こえええ。けっこういろいろなことを学ぶのだ。
     
大奥のしくみ。「大奥すごろく」と言ってたけど、遊びながら学ぶような雰囲気ではなかった。
     
お辞儀のしかた。北川景子は映画とテレビで時代劇にも出ているから大丈夫。いや、問題は篤姫だから。
     
お琴。そういえば北川景子から楽器の話が出たことはないよね。
     
なぎなた。これも武家の女性の作法か。いまならスタンガンがあるから。
     
書道。これは大事だ。飽きちゃって庭にいる西郷に話しかける。
     
メイクも徐々に白く変えていって表情も変えている。すごくきれい。
     
作品を西郷に見せる。「幸福」は「洪福」と書いたんだね。あふれる福、こっちのが幸福感が倍増している。この篤姫が書いた「幸福」は今回のラストと対になっているのだと思う。あと、大事な勉強がこれだ。
     
NHKなのでここまで。殿様に夜の手ほどきをするのは正室の仕事だと高校の古文の先生に習った。高校の古文の授業で覚えているのはそれだけだ。それにしても島津斉彬はいいよね。
     
本当にこういう人だったのかは知らないが、こういう上司がいい。だが斉彬は慶喜を擁立しようとしていることを西郷が知る。篤姫が家定に輿入れするのになぜ慶喜を立てようとしているのか西郷が斉彬に問いただす。
     
「お篤は不幸になる...」とすごい引きで終わった第10話。つづきはわずか70分後だ。