真冬のビデオまつり

修造が日本に帰ってきたので気温が上がっている。明後日は21度だって。どんだけー
      800円
6人の監督による小野不由美の実話怪談集を原作にしたオムニバス。心配になるくらい監督の力量がはっきり出てしまっている。そう、残酷なほど。


      500円
カンフー映画を撮影するために旧校舎に集まった女子高生。ところがここに隠した何かを回収するために怖いお兄さんたちが大勢でやってくる。門が閉鎖され携帯も通じなくなり、女子高生たちは男たちと対決することになる...彼女たち、空手の有段者ってわけでもないのよ。男が弱すぎ!


      1,500円
この監督は3月1日に日本でも封切られる最新作「シェイプ・オブ・ウォーター」がアカデミー賞のいろんな部門にノミネートされてまた脚光を浴びてるよね。最新作はてっきり新宿武蔵野館の単館上映だと思ったら注目を集めたんでいきなり上映館が増えてTOHOシネマズの市川でもやるよ。ありがたい。旧作のビデオだが、少女を取り巻くファンタジーの部分と、彼女を取り巻くスペインの内戦のシビアな現実をいったり来たり。ラストでその二つが合わさるのだが...バッドエンドかい! これだけ少女が怖い思いをしてがんばったのにバッドエンドかい! ポスターにちゃんと書いてあんのな。


      300円
意図も意味も不明。大杉漣さんが出ているので敬意を表して300円。


      500円
呪怨」の清水崇監督のアメリカ映画。ロサンゼルスから羽田に向かう旅客機の中で一人の乗客が謎の死をとげる。そこから起こる数々の怪異。だがお化けより飛行機事故のが怖い。この映画、何かが出そうで結局なにも出てこない。そして意外なオチが待っている。そっちかい、と見事な肩すかし。