真冬の映画まつり

プレミアムフライデーはオワコンだとか無駄だったとか書いてある記事は見かけるが私は有効に活用できている。15時に退社すると映画を2本見られる。がんばれば3本見られる。批判をしている人って使い方がわからない人ではないだろうか。
     
意識が8年間戻らなかったのかと思っていたら、結婚の約束をして実際に結婚するまでが8年間。昏睡状態が6年くらい。それでも十分に長いけどね。意識が無いときってじっと寝ているのではなく手が動いているんだね。長い昏睡を経て目を覚ますがほとんど赤ちゃん状態。そこから時間をかけて倒れる以前のことを思い出したり、運動機能を回復していく。足が衰えて車椅子が必要なこと以外は元に戻ったのだが、結婚をすることになっていた彼の記憶だけがまったく戻らない。それを苦しむ彼女。そんな彼女を見かねて、彼は彼女の元から姿を消すことにする...
出会ってから昏睡状態になるまでそんなに長い期間ではなく、意識が戻ってから一緒にいた時間のが長い。無理に思い出そうとしないで目の前の彼と新たに関係を築いていけばいいのではないかと思ったが、ラストは実際にそうなった。だが彼女がそこに至る心の動きの描写があまり上手でなくイマイチ感動ができない。号泣できる映画かと思ったが違ったよ。むしろ次の作品のラストの方が泣けた。薄いメイクの太鳳ちゃんが可愛かった。

     
早い段階で、今回の北川景子は悪役なのがわかる。意外と複雑なストーリーのため北川景子の出番が思ったより少なかったが準主役なのは確か。久しぶりに動く北川景子をたっぷり見られた。花嫁の方はガラガラだったが、こちらはけっこう混んでいた。クライマックスからラストにかけていくつものどんでん返しがあり楽しめる。最後に北川景子の動機が判明し涙。