ライブステージ

土屋太鳳ちゃんのブログ。といってもインスタのコピーなのだが、そのインスタが並みのタレントのブログ以上の文章量なので、それがそのままブログに転載されていても違和感がない。

  大好きなライブステージから!

誰かのライブに行ったのだろうか。

  ライブステージには5ステージの日と6ステージの日があって、私が拝見したのは6ステージの日。

  たぶん一番大変な時間帯だったんじゃないかなと思うのですが、ヒーローもダークヒーローも星人も怪獣も、

  全力の戦いで世界に引きずり込んでくださいました。

って、ウルトラマンかい! 「引きずり込んでくださいました」って、星人や怪獣に敬語を使わなくてもいいと思うぞ。

  映画「るろうに剣心」の撮影の頃、何回も拝見して参考にしていたのが、このライブステージでした。

  (中略)

  ライブで観るアクションの凄さとかスーツを通してのお芝居の気迫とか、本当にたくさん学ばせていただきました。

  あのステージを観るのと観ないのとでは、絶対に今の自分の何かが凄く違ってたと思います。

土屋太鳳のいまがあるのはウルトラマンのライブステージ! そんなバカな。まあ、そのくらい得るものがあったということだ。

  観てる人も参加できる楽しい演出もあったので、真剣に一緒に戦ってきました!

  「がんばれ!」の声は本当の意味でステージで闘うヒーロー達を助けると聞いたことがあるので、

  今回も届くように全力で言ったのだけれど、たくさんの「がんばれ!」に包まれると、

  私まで元気がチャージされるので不思議です

1行目を読んだとき、芸能人としてではなく、ただの観客として舞台に上がって怪獣と戦ったのかと思ってびっくりしたが、そうではなく客席からヒーローに声援を送るのだな。ああ、良かった。この人、ふつうにそういうことをしそうで怖い。ステージを見てからメトロン星人の人生相談も聞いたそうだ。
     
ウルトラマンといえば、3年前に小池里奈ちゃんがレギュラーで出演した「ウルトラマンギンガS」を見て、ウルトラマンをしばらく見てなかった間に、地球防衛軍があまりにもショボくなっていたので驚いた*1。隊員が3人で、移動は航空機ではなく日産リーフAmazonプライムビデオで旧作からいま放送中の新作までウルトラマンが無料で見られる。ショボかった地球防衛軍が2015年放送の「ウルトラマンX」では突然、豪華になる。
     
隊員が6人。これ以外に地上勤務の隊員が2名、怪獣の研究やウルトラマンの武器の開発を行なう研究員が2人、宇宙人の参謀が1名。航空機も復活し、基地もウルトラ警備隊なみの豪華さ。だがこの反動で翌年の「ウルトラマンオーブ」では主人公が地球防衛軍の隊員ではなく、狂言回しが素人の怪獣研究会の3人、ウルトラマンになる人は風来坊みたいな人になってしまった。防衛軍の隊員は柳沢慎吾一人。さらに現在放送している「ウルトラマンジード」ではついに地球防衛軍が無くなってしまった。よって、怪獣が現われたら付近の住民はウルトラマンが現われて怪獣を倒すまでは避難することしかできない。栄光のウルトラマンシリーズもついにここまで落ちぶれたかと思ったのだが、このウルトラマンジードが無駄に面白い。
     
まずウルトラマンの人相が悪い。それもそのはず、ウルトラマンジードは宇宙を滅ぼそうとした悪いウルトラマンと善良なウルトラマンが合体したものなのだ。また主人公と主人公を取り巻くレギュラー、
     
全員を正面から撮った画像がないので後ろ姿ww、この6人それぞれのキャラが立っていて魅力的。左から2番目のZIPガール以外は初めて見る人ばかりだが、ウルトラマンシリーズとしてはみんな演技が上手。左から3番目の変なシルエットは宇宙人な。前半のドラマがウルトラマンが出てくるまでの暇つぶしという感じがしない。私が自分の目を疑ったのがここ。
     
「シリーズ構成 乙一」。乙一って作家の乙一か。特撮物の経験がない乙一から出てくる発想の面白さで起用されたと坂本監督のインタビューに書いてあった*2。まだ8話が終わったところだが、腕や背中から蒸気が出てくるスチームパンク風の形態もあったりなかなか楽しい。試しに見てみてね