初夏のビデオまつり

ぜんぶ張り切れないので代表してこれ。
      全話を通じて1,500円
「SPEC」のテレビシリーズをぜんぶ見て、特別2時間ドラマの前日談と後日談も見て、映画を3本見て完了。テレビ版は面白かったよ。映画の方は「悪夢ちゃん」や「HERO」の映画版がイマイチだったのと同じ理由でこれもイマイチだった。映画はゲストを出すでしょ。その人たちの見せ場を作ろうとして話が逆に薄くなる。あとシリーズの最終話である映画は風呂敷が広げすぎてこのドラマの良さが台無し。だと私は思ったが、ドラマのファンの人はあれで満足したのか?


      1,200円
過去への旅行が可能になった近未来。ジュラ紀に連れて行って恐竜ハントをするツアーを企画した会社。未来、つまり現代を変えないように毎回決まった時刻にワープして、何も残さない、何も持ち帰らない、何にも触らない・動かさない、これらの厳重な管理で実施される。ハントも火山の爆発で死ぬことがわかっている恐竜を撃つので現代に影響を与えない、はずだった。何かはわからないが、何かを変えてしまって現代がどんどん変わっていく...いくらバタフライ効果といってもたったあれだけであそこまで変わるかよと思うが、そうしないと盛り上がらないからね。


      1,500円
新耳袋とはまったく関係ない話だが、意外と面白かった。クライマックスは怪奇の原因を探してそれを葬ることで救われるという「リング」のパターン。ああ、これね。このパターンね。と思ったらその後でどんでん返しがあって主人公の少女と父親の不自然な関係が判明したよ。18才の黒川芽以がクソかわいい。


      1,500円
これは見たかった映画で、上映館の少なさが災いしてどうしても時間が合わなかった。DVDが出たら買おうと思っていたら発売と同時にAmazonビデオに登場だ。恋人も友だちも趣味もない孤独な主人公が、近所の森で狼を発見する。その凛々しい姿に一目惚れしてしまう。狼を捕獲して自分の部屋まで連れてくるのが前半。だが森の中の一軒家ならともかく、都会のアパートで狼を飼えるわけもなく、経済的にも社会的も主人公は追い詰められていく。でも幸せそう。ハッピーエンドになるはずもない話なのだが、あのラストはなんだ? DVD買わなくてよかった。


      1,800円
これもテレビだったのだよね。私は見てなかったのでテレビ版と映画版の比較はできないが、これは面白い。ずっと室内で物語が進行し、登場人物の動きも少ないが脚本がよくできている。フジテレビもこういう時代があったんだね。それにしても戸田恵梨香ばかりどんだけ見たんだ。黒川芽以もなんとなく戸田恵梨香に似ているしな。