モチベーション

昨日のレポにはまにあわなかったがAmazonプライムビデオの「バトルシップ」がすごく良かった。封切り時に予告編を見たことがあるような気がするが、あのときはわざわざ行こうとは思わなかったんだよね。今回はタダだから見たんだけど、これは映画館で見たかった。映画や音楽でますます収益を上げるのが難しくなっているという。その足しになるかどうかはわからないが「おひねり」の仕組みを作れないものか。「ちゃんと金を払えよ」という制作側の事情はよくわかる。ただ「金返せ〜」という駄作に当たったときのユーザ側の失望感、怒りも無視できない。とくにAV(笑) 見たり聞くのはタダ。もし良い作品だと思ったら金を払う。もちろん良し悪しにかかわらず金を払わないやつはいるだろうから、そこは過去の支払いでなんらかの差別化をしてよい。
同じくプライム会員の当日配達。会員になるとディフォルトが当日配達になるが、私はそれほど急いでいることは少ないのでわざわざ通常配達にして注文している。これもポイント還元とかで通常配達にすることのモチベーションを与えれば当日配達がもっと減ると思うんだよね。あと、これは実際にサービスが始まるようだが宅配便を一発で受け取ったときの特典。再配達を有料化するのは難しいだろうから、初回に受け取った人や、業者の営業所に取りに行った人、コンビニ受け取りにした人に特典を出して欲しい。ほとんどの人がネットにつながっている現在なら難しくはないと思うんだよ。さらに

  ・スタバとかのカフェで、持ち帰りの人は安くする

  ・牛丼屋で、紅ショウガを使わなかった人は安くする(私は紅ショウガが嫌い)

  ・スタンドや相席が前提の店で、口を開けて咀嚼する奴は高くする*1

以前に日本の生産性が低いのは過剰サービスも原因の一つだと書いた。「金は払ってんだからこんなの当然だろ」という図々しい人も少なくないが、みんなが少しだけ無理をすることをやめて、みんなが少しだけサービスに金を払えば、けっこう生産性が上がるような気がする

*1:今回の趣旨と関係ない