真冬のビデオまつり

先週のAmazonプライムビデオ、1本目はこれ。
     
この映画、ビデオのリストにはいつも出てきていたけどボクシングの映画なんて興味がないから無視していたんだが、これはロッキーのシリーズか。ロッキーは老境に入っていて、宿敵アポロの私生児が成人してプロボクサーを志し、ロッキーに自分のトレーナーになってくれるように頼む。そこからはロッキーの一作目をなぞる展開で、ベタといえばこれ以上ないほどベタなのだ。だがこの映画、映像が素晴らしい。場面と場面の間にふっと入れる町の風景。空気の匂いが感じられるような映像。そしてボクシングの試合のカメラワークが秀逸。これは日本では作れないなあ。あと登場人物のセリフがいちいちかっこいい。まだの人は是非ごらんあれ。


     
クリスマスに街中なのに雪に閉じ込められる一家を襲う怪物。ホラーかと思ったらどちらかというとお子さまも楽しめるファンタジー。クリスマスの本当の意味が明かされる...


     
なにかの雑誌にプライムビデオのお勧めで上がっていた一本。これ、映画館で見たよ。でも2回目なのに十分に楽しめた。引退して奥さんも娘を連れて家を出て行ってひとり暮らしをする工作員。その娘が人身売買の集団に誘拐された。わずかな手掛かりをもとに娘の救出に向かう親父。娘につながる細い線を独特のノウハウでたどる親父。この人身売買の集団、誘拐した相手が悪かった。この親父、娘のためなら相手を殺すことに躊躇しない。最後はほぼ皆殺しww


     
ホワイトハウスが占拠されて大統領が人質に取られた。山のようにいるSPとか警備員とか警官は一人残らず皆殺し。過去に大統領夫人を事故から救えなかったことから事務職になった元SPが内部に入る。なにしろ長年SPを務めた男なんで隠し金庫の武器とか秘密の通路に熟知している。テロ集団を相手にたった一人で大統領救出に向かう主人公...って文章にすると実に単純なのだが、これが実によくできている。今回に見た4本、このクラスの映画を量産できるハリウッドってやっぱりすげえと思った。2番目は好き好きだが、あとの3本はお勧めだ。