真冬の映画まつり

母親の介護保険の件で市役所の係の人に会う用事があって会社を休んだ。その用事自体はすぐに終わってしまって空いた時間で映画を見てきたよ。
     
アメコミヒーロー物を見てがっかりしている人。これはお勧めだ。さらに3Dで見るべき。私はTOHOシネマズだったが、できればIMAXのがいいと思う。SF物というか、SF風味のやつは我々が知っている世界の延長上にある、実際にはないのかもしれないが、我々の常識の範囲から出てはいけないという成約があるでしょ。この映画は魔術だからそんなの関係ねえ。オッパッピーで、もうやりたい放題。CGてんこ盛り、アクションてんこ盛り。どうせやるならここまでやった方がいい。空間に穴があいて砂漠やエベレストに行くわ、ビルがふたつに裂けるわ、そのビルが上下左右に現われるわ、破壊された街を時間を戻して修復するわ、もうなんでもあり。魔術だからね。子供だましとか、馬鹿馬鹿しいと言わず、ぜひ見るべし。ヒロインも可愛いぞ。もう1本、見る時間があるが何にしよう。やっぱりこれでしょ。
     
選択を誤った...でも北川景子が出るならとりあえずは見ないと。でも北川景子が出るのは4シーンだけでそれぞれ1分程度。橋本マナミより出番が少ないじゃないか。そんな役なのに3番目に名前を出して、ポスターにこんなでかく出すか? 先日に紹介した「わたし出すわ」のチョイ役は北川景子のために監督が出してくれたのだろうが、これは逆で、北川景子を出せばちょっとは観客が増えるだろうという営業的な配慮。実際に私は釣られたわけだが。映画自体、とりあえず退屈はしないのだが、なにかが足りないんだよなあ。横山がやった役ってキャラが薄くて喜怒哀楽が少ない、佐々木蔵之介と対称的な人物なのだが、こういう役は難しい。横山が悪いのではなくて、荷が重かった。岡田将生神木隆之介みたいに10代の頃からずっと演技をしている芸達者でないとできない役だと思う。ここが単調なので映画全体が単調になってしまっている。繰り返すが横山君が悪いのではないからね。ファンの人は炎上させないでね。
北川景子はひさしぶりの映画だったのにちょっとがっかりだったがこんなニュースがあった*1

  大泉洋&松田龍平、4年ぶりコンビ結成 『探偵はBARにいる』新ヒロインに北川景子


  俳優の大泉洋(43)演じる探偵と、松田龍平(33)扮する相棒・高田のコンビの活躍を描いた映画

  『探偵はBARにいる3』(今冬公開予定)の製作発表会見が1日、都内で行われた。

  小雪(40)、尾野真千子(35)に続く、3代目のヒロインとして女優の北川景子(30)が抜てきされた。

公開は冬だそうだ。