真冬のビデオまつり

年末年始は以外と本数が伸びなかった。園子温監督シリーズでこれを見てみた。
     
もうめちゃくちゃ。でもストーリーは破綻していなく最後まで楽しめる。時間が現在と、そこに至る少し前が並行して描かれ、冒頭に出てくる惨殺死体は誰だったのかがミスディレクションになっているのが技あり。園監督の奥さんになっている神楽坂恵の巨乳が見られる。
     
まったく知らない映画だったがなかなかの良作。「スタンド・バイ・ミー」+「E.T.」の現代風。あまりにも「スタンド・バイ・ミー」+「E.T.」なのが嫌いだという感想はあったが、私は楽しめた。ネタバレになるが町の地下に埋まっている宇宙船が飛び立ったら町が破壊されてしまう。どうやって宇宙に帰るのだろうと思っていたら意外な方法でびっくりした。でも途中にヒントはあったな。
     
これもまた知らない映画。主役の子は映画「思春期ごっこ」に出ていた子ではないか。私が過去に見たB級映画の主役の子、芳根京子は朝ドラのヒロインでブレイクした。平祐奈もドラマやCMで見るようになった。さらにアモーレの妹という付加価値が付いた。一人だけ残っているのが未来穂香。むしろ3人の中ではビジュアル、演技ともポテンシャルは一番だと思うのに...調べたら事務所を辞め、いまは本名に戻って矢作穂香の名前で細々と活動をしている。男性関係か独立問題かは知らないが、あまちゃんといい、なぜ芸能界は若者に不寛容なんだ。ふつうの会社なら10代、20代の若物の不始末なんか、叱責することはあれ、責任は先輩や上司が取る。犯罪を犯さない限り未来が閉ざされることは無い。大人がこんなことをしていては、小学校1年生のときにウンコを漏らした子が6年生になっても仲間はずれになっていることの注意ができないではないか。「いやいやタレントなんか消耗品、いくらでもいるから、めんどくさいことになるなら辞めさせた方がいいのよ」というなら移籍や独立の邪魔をするな。穂香ちゃん、がんばれー!