と、ここまでは前置きで私が見た映画の今年のベスト。例によって順不同。
邦画
・あやしい彼女*1
・アイ・アム・ア・ヒーロー*2
・カノン*3
邦画
・キャロル*4
・ドント・ブリーズ*5
・エクス・マキナ*6
「あやしい彼女」丁寧に作られた良質のコメディ。主役を多部未華子にすることをよくぞ思いついた。「アイ・アム・ア・ヒーロー」はゾンビ映画の傑作。ハリウッドに比べると限られた予算でどうやってダイナミックな映画を作るかのお手本。「カノン」は予告編での想像より奥が深い内容はうれしい誤算。使い方をまちがえなければ良い仕事をする佐々木希。「キャロル」はもどかしく胸が痛いストーリーも良いが赤・茶・オレンジに統一された映像が素晴らしい。「ドント・ブリーズ」はホラー映画もアイデアと構成でまだまだ新しい物を生み出せる見本。「エクス・マキナ」は二段階のどんでん返しが見事。派手さはないのだが細かく使われているCGもよくできている。北川景子の映画が入ってないのがさびしい。今年の公開作品は「の・ようなもの のようなもの」だけだったんだな。意外と寡作の北川景子