この3連休は1日2本ずつ無料作品を見ていた私。当たりもあるがハズレもある。でも腹は立たない。無料だから...
カマキリのでかいのと人間の戦い。1作目は以前に見たよ。ひたすらカマキリが出てきてひたすら撃ち殺してた。でもそれの2作目って...と思ったら舞台設定は同じだが密室感染ホラーになってんじゃん。主人公の女性兵士がなんかおかしいと訴えても信じてもらえず、もうその日のうちに主人公ともう一人を残して全員が感染しているという。ただこの女性兵士がゴツすぎて感情移入できないのが難。
「
イン・ザ・プール」と同じ監督なので見てみた。こんな映画まったく知らなかったよ。主役は
麻生久美子。1分に1回はお笑いがある。クールな美人の
麻生久美子が変なことをしたり言ったりするのがよけいにおかしい。この映画、誰かがギャグをすると、回りの人はまったく反応しないで淡々と物語が進む。それが変な空気と妙な緊張感を生んでいる。話がどんどん変な方向に進んで先の展開がまったく予想できない。最後にまったく予想できないクライマックスが待っている。
こんなのも無料なんだよね。映画.comのレビューでは酷評されていたがそんなに悪くなかったよ。ただクライマックスの
ハカイダーとの延々と続く殴り合いが途中で飽きる。ラストはそう来るか。
クローン病の発作中でおむつをして撮影したという
高橋メアリージュンもがんばってた。
キカイダーとの格闘シーンがあるが、格闘技は素人の役者同士なのにそれなりに見られる。以前に坂本監督の手法である「全身を見せない」について書いたが、この映画で使われているのは早回し。全身が映ってボロが出やすいカットは倍速、双方が打撃をして引いたら等速。
美大の学生の卒業作品のような映画。なんだこりゃ
この映画を見て私は何を感じて何を考えれば良いのかわからなかった。でも
二階堂ふみはかわいかった。ラストで池に石を何度も投げるシーンがあるのだが、
二階堂ふみのフォームが意外と良くて遠くまで石が飛んでいるのに感心した。そこかよ
日本映画史に残る映画とか言われているよね。
緒形拳がひたすら人を殺す話だけど。
三國連太郎と
緒形拳、先日に見た「64」はその息子達が主役だよ。さらに「あやしい彼女」でしわくちゃのお婆さんの
倍賞美津子も出ていて、ひたすらエロかった。
小川真由美もな。
太鳳ちゃんの初主演映画。
北川景子の「
水に棲む花」のように、無かったことにして良いと思う。「私が初めて主演した映画は『orange』です」と言ってもファンの人は誰も文句を言わない。「そうだよ、初めて太鳳ちゃんが主演したのは『orange』だよ。そんなことみんな知ってるよ」って。ラストがよくわからなかったよ。あの刑事は死んだのか生き返ったのか。死んだとするとエンドロールの途中で言う太鳳ちゃんのセリフと矛盾する。生き返ったとするとエンドロールの後のシーンが矛盾する。とりあえず太鳳ちゃんがかわいかったからどっちでもいいや。
小説は読んだ。これと「青い炎」がごちゃごちゃになって...最後の方、小説にはない回想シーンが映画ならではでこれはこれで良いと思うのだが、ラストのガチャガチャ感が残念。
最初はホラー映画っぽいのだが、主人公であるお母さんは娘を探してひたすら戦うので、あくまでもホラー
アドベンチャーゲームの映画版だな。お母さんを助けるためにずっと一緒にいた女性警官が最後に火あぶりになってんじゃん。てっきりその前にお母さんが助けに来るのかと思ったら、そのまま黒焦げになっちまったい。この感覚が日本人には理解できない。