私自身もそうだし、私の同僚も6月30日まで働いていた私が、翌日も同じ席で同じように働いている。しかし人事的には6月30日に退社して翌7月1日に再入社しているわけだ。それが早すぎて、6月までの残像があるので私が入れ替わっているのに誰も気がつかない。私自身も気がつかない。その証拠に社員番号、社員証、健康保険証、すべて変わっている。PC関係のいろんな申請も全部出し直しだ。いわば現在の私は
M14 Ver2.0
なわけだ。そして生まれ変わった私、定年再雇用の私の初めての給料が昨日の25日。手取り額が
１６万円
時給を計算したら1,000円だよ。なんでこんなことになっているかというと、住民税は昨年の年収で決まっているだろ。保険とかも先月までの収入で算定されているわけだ。よって、額面は31万円、これだって安いが、それに対して控除が15万円。収入の半分が控除、ここは北欧か！
みなさんもいつかは来る定年。最初の年はキツいよ。ローンとか生命保険とかはそれまでに完済しておいた方がいい。ちなみに会社を辞めて「しばらくは働かないでのんびりしますよ。ハハハ」とか思っている奴。君にも同じことが起こる。住民税は同額が引かれるからハハハとか言ってられないぞ。あともう一つ、これがもっとも重要なことだが、自分が定年になるまでに子どもが自立していること。我が家は娘がいっしょに住んでいるが、可処分所得は私より上。なにしろ生活費はぜんぶ私が払っているから給料はぜんぶお小遣い。なのでいつでも追い出せる。とにかく子どもにいっさい金がかからないことは重要。その点で、いくら「最近の医療なら高齢出産でも安心」とかいっても、親が定年になってもまだ学校に行っているとキツいと思うよ。あと学校を卒業しても自分探しをしている子。そんなの絶対に見つからないから、とっとと就職させる。まずは生活費を貯めて、その上でインドでも南極でも行けばいい。「家売る女」でニートをやっているビビル大木を見て笑っていたが、サバイバルプランが必要なのは私の方だったよ
