梅雨の映画まつり「10 クローバーフィールド・レーン」

クライマックスの意外さが半端ない、なかなかよくできたB級映画。8年前に作られた映画の続編らしいのだが、それを知っているとクライマックスが意外でもなんでもない。この映画はそこだけなので、知っている人は観に行かない方がいいと思う。なにしろB級だから。だが予備知識なしで見るとなかなか楽しめる。これから観に行こうと思っている人がいたら興ざめになるのであらすじが書けないが、私の心の実況中継を。

  「あ、女の人、目が覚めた」

  「デブ来た」

  「これはあれだろ、終末世界のフェイクもの」

  「あ、やっぱり」

  「え、え〜〜〜〜 ガチなの?」

  「やっぱりフェイクか。だとしたらさっきのは???」

  「いっしょにいた男の人、デブに撃たれた」

  「女の人、脱出! この後、やっつけたと思ったデブが出てくるんだろ。え、あれはなに?」

  「え、え〜〜〜〜 そう来るか!」

ほんと、前作を知らないとこうやって楽しめるのだが、知ってたら最後の10分しか楽しめないという。このコピーは嘘だから