炎上させているのはネット民なのか?

こんな記事があった*1

  震災への思いを綴る芸能人を炎上させるネット民の悪質

この「ネット民」が誰を差しているのか知らないし、私はここで取り上げているツイートを自分の眼でみたわけでもない。だが炎上させているのは一部のノイジーマイノリティだけじゃないのか? ツイッターを使っている芸能人が少しばかりの理性があるなら、こんなツイートばかりだったらみずからツイートなんかしないだろう。悪質な意見をピックアップして、さもそれが大多数の意見であるかのように紹介をし、その悪質な奴らを元気づかせているのはおまえらマスメディアだろう。けっしてリテラがマスメディアだとは思わないけどな。そしてこの記事はこう結ばれている。

  個人の発信手段で被災地に激励のメッセージを送ろうとする人々が叩かれる一方、テレビ局は早くも通常営業にシフト。

  被災地への配慮など一切なくバラエティ番組が放送され続けている。彼ら彼女らを〈不謹慎〉と叩くのであれば、

  むしろ、メディアのこの現状をこそ批判するべきではないのだろうか。

いやいや、いいだろ、通常営業で。東北なんかいまだに復興途中なんだぜ。日本みたいな自然災害と縁が切れない国はどこかの復興が完了する前につぎの災害が起こる。バラエティ番組なんか未来永劫できないじゃないか。むしろ被災した方々に心を寄せて、自分にできる支援をしながらも、それまでと変わらぬ日常を送ることが災害大国の国民の正しい生き方じゃないのか。むしろ批判するべきはテレビ局より、こういう記事を書いている奴らだろ