355倍って...

興味深い記事があった*1

  地震の莫大なエネルギーを比較する


  地震の規模を表わすマグニチュードはログスケールなので、小数点以下が少し異なっただけでも発生するエネルギーは何十倍も異なる。

  実際マグニチュードが1上がると、エネルギーは31.62倍にもなる。このことを理解していないと、地震に対して誤った認識をしてしまうおそれがある。

  そこで地震の発生するエネルギーを具体的に把握するために、15ktの広島型原爆を比較対象として代表的な地震のエネルギーを図示してみた

そうなのだよ、マグニチュードは対数なので1増えるごとに1ケタ大きくなる。これを図示したものがリンク先にあるが面倒くさい人のためにここにも貼る。
     
小さすぎて字が読めないね。興味がある人はリンク先を見てくれ。今回の熊本はM7.3で阪神淡路大震災と同じくらい。関東大震災はM7.9で0.6しか違わないが、広島型原爆だと今回が90個分、関東大震災が712個分で約8倍。そしてM9.0の東日本大震災は約32,000発分で熊本や阪神淡路の355倍。もうすごすぎて、どれだけすごいのかよくわからない。熊本だって90個分ってすごいけどな。あと初めて知ったけど上の方のオレンジ色の丸。1961年にソ連が作った水爆だって。バカだろう。50年以上も前だが、それ以降にこれを超えるものが作られていないのは意味が無いからだろうな。使う機会がない。その下のICBMだって使われたら困るがな。ただ、これが広島型の20個分だろ。これが世界のいろんなところに配備されているわけだ。バカだな。人類はバカだな。