イベントの5W1H(その1)

昨年の10月から始まった、特殊な女優さんのイベントに参加をしてレポを書くシリーズ、「日本三大○○○○女優に会いに行こう」。半年かけて2サイクルを実施したところで、私の記事を読んで「なんか面白そうじゃないか、オレも行ってみよう」という人がいるかもしれない。せっかくなのでどうやってイベントが実施されているかを、かって誰も書いたことがないほど詳細に解説しようと思う。これは昔に書いたことがあるが、特殊な女優さんに限らずふつうの女優さんやアイドルでも、私が初体験のときに参考になる記事が意外となかったのだよ。ほとんどは自分がそのタレントさんといかに顔見知りかの自慢話ばかりで、会場がどんな感じでどういう進行なのかとか、どういう人が来ているのかとか情報がほとんどない。私が初めて行った華子様の握手会、行く前にいちばん不安だったのが客の年令層だったのだ。10代や20代の子のなかに自分がポツリといたらどうしよう、それがいちばん怖かった。あと、何を話せばいいのかわからなくて終わってから実に悔しい思いをした。しかし、振り返ると一発目の華子様がいちばん難易度が高かったけどな。過去のレポである程度は細かく書いたつもりだが、もう少し整理をして、そうビジネスの基本「5W1H」で書いてみようと思う。
【Where:どんな場所で行なわれるの?】
あとの説明のために名前を付ける。

  タイプA:イベントスペース

広さは小学校の教室か、やや広いくらいの場所。6畳くらいで高さ15cmくらいのステージがあり、椅子をびっしり置けば50個くらいは並べられる広さの客席がある。これだけの広さがある場所はそうそうはなく、有名なのはエースのイベントがあったソフマップ。あとはさとう愛理のイベントがあったm’s(エムズ)。

  タイプB:イベントフロア

ペンシルビルの全フロアでDVDを売っている店がある。そこの5階あたりがイベント用のフロアになっている。タイプAと同じじゃないかと思うかもしてないが、ビルの大きさ、敷地面積がぜんぜん違う。フロアの奥の方が女優さんが着替えたり、マネージャーが待っている場所があるのでイベントスペースの広さは学校のトイレくらい。2畳から3畳くらいのステージ、サイン用の小さいテーブル、待っている客が座る椅子が6つ。これだけでいっぱいいっぱい。私が行った中では三大ぶさかわ女優のMIS秋葉原、長谷川るいのラムラタエピカリアキバがこれになる。

  タイプC:イベントルーム

売り場の隅っこに小さい部屋がありカーテンで仕切られている。中に畳1枚かその半分くらいのステージと、サイン用の小さいテーブル。待っている客を収容することはできないので外で待つ。佳苗るかのアリババ秋葉原がこのタイプだった。
どのタイプかは行ってみないとわからないが、事前に店のホームページを見ると外観の写真があるので、ペンシルビルならタイプB、雑居ビルの1フロアに店が入っているならタイプCになる。
【How:どうやって進行するの?】
まずはタイプA。赤い▲が女優さん、青い●が順番が来てアクティブになっている客、×が待っている客。さらに黄色がステージ、茶色がサインをするテーブル。
      撮影会
さとう愛理は客が少なかったので撮影は1人ずつだったが、ふつうは3人ずつだと思う。さとう愛理はステージの下から撮影だったが、エースのスフマップはステージが広いので客が3人ずつステージに上がった。つぎにサイン会だが
      サイン会
ステージの隅にテーブルが置いてあり女優さんはステージの上、客はステージの下。このタイプはイベントの進行方法が2つあると思う。ふつうのタレントは必ず土日祝日。開始時間が決まっていて客は×のところに座る。時間が来てタレントのMCが舞台に上がりトークショー。それが終わると順番に撮影会が行なわれ一周する。つぎに1列ずつがテーブルの前に列を作りサイン会。このとき3枚購入の特別な特典、水着の撮影とか水着のツーショットがあるときは、1枚と2枚の人は退出させられて3枚の人だけが残る。特殊な女優さんでしかも平日だと客が開始時間前に集まらないのでこの進行はできない。よって、一人ずつ撮影とサイン。さらに3枚特典も同時にやってしまう。そのためタイプBやタイプCの会場では退出させられてしまうために見ることができない、愛理ちゃんの下着姿を見ることができた。
図を見るとわかるように撮影にしろサインにしろ、ほかの客が後ろにずらっと座っているのでビビるかもしれない。ただし女優さんを見られる時間がいちばん長い。私も自分の番が来るまで30分以上、生の愛理ちゃんを見ていることができた。空いてたので終わったあとも椅子に座って最後までその場にいても追い出されないと思う。その反面、待っている人の全員が視界に入るので慌ただしさがあり、ほかの会場に比べるとスピード進行かもしれない。お気に入りの人がいたらこのタイプの会場で行なわれるイベントに参加することをお勧めする。待っている人の視線が気になるかもしれないがだいじょうぶ。ほかの人のことなど客はまったく気にしていない。ほとんどの人はカメラの点検をしたり、スマホを見たり、ステージさえ見ていない。
(つづく)