JAXAは狙ってるだろ

JAXAすげえ−、三菱重工すげえー。H2Aロケット30号機、打ち上げ成功だ。これで失敗は1回のみ、96.7%という脅威の成功率。はやぶさ2号の記事でちょっと書いたが*1、日本のロケットの打ち上げは女性の声の自動音声で秒読みが行なわれる。これが女性の声なのがめずらしいが、これに管制官のおじさんの声がかぶさる。おじさんが「メインエンジン点火」というと、明らかにネイティブスピーカーの女性の声で英訳が追いかける。ところが今回の30号機からそれが変わった。48分もある動画だから、19分あたりを見ると打ち上げ1分前から見られる。
     
なんと、管制官が女性になったよ。しかも若い。さらに

     舌っ足らず

「ウォーターカーテン散水開始」、「フライトモード・オン」、「起動用電池起動」、「全システム準備完了」、「メインエンジンスタート」。打ち上げ後の方が長いセリフがあるので、お姉さんの舌っ足らずぶりがよくわかる。この舌っ足らずの後を追いかける英語の女性が滑らかなのでよけいに姉さんの舌っ足らずが目立つ。はやぶさ2号のときの解説のお姉さんが一部で「アニメ声だ」、「萌える〜」と評判が良かったので、ついにこっちまで女性にしちゃったよ。ウケてたのは一部の人だけなのだがなあ。もう完全に狙ってるだろ、JAXA。こうなったら31号機は声優を雇っちゃえよ。そして32号機あたりはどこかにアニメキャラのイラストが書いてあり、どんどんJAXAが調子に乗って、35号機あたりは全面アニメキャラの「痛ロケット」になっている。これで失敗したら非難の嵐だから事前の準備や点検にも熱が入る。日本の宇宙関連予算では有人ロケットなんか絶対に無理だから、むしろそっちの方向に発展させればよい。楽しみだなあ、JAXA