まずは見てから書け

やっと帰って来たよ。この1週間、突然に目の手術をしたり、突然にネットが使えなくって夜に出勤したり、人生がドラマチックすぎるだろ。しかも悪い方に。こんな記事があった。

  『劇場霊』大コケは「なかったことに」!?*1


  11月21日公開のΑκβ48・島山奇遥香の初主演映画『劇場霊』が、予想外の苦戦を強いられている。

  公開劇場数266の大規模作品だったが、初週の週末動員は4万4,148人、興収5,720万6,200円(興行通信社調べ)で週間ランキングは第7位。

  関係者の間でも「予想を超える大コケ」とささやかれているそうだ。

テレビドラマや映画で「視聴率が惨敗」とか「観客動員数が大コケ」とか、そんなのは調べればわかるわけだよ。じゃあ、この記事を書いているおまえはこの映画を見てどう思ったんだよ。見てないから書けないよな。書くなら見ろ。見てないなら書くな。「観客動員数は伸びてないが脚本や構成はしっかりした映画だった」(良くなかったけどな)とか、「予想外の苦戦を強いられているが主演の●●●は熱演していた」(してないけどな)とか、「予想を超える大コケとささやかれているが主演の●●●はスクリーンで輝いていた」(くすんでいたけどな)とか書くのが記事というものではないか? 「脚本、演出、主役、どれも完成度が低く、その結果は興行成績に如実に表われてしまった」と書く度胸はないわけよ。「私は見てないからわからないが結果はこうだった」とおまえは逃げているわけだ。足立梨花やオーズの子とかはすごく良かったよ。これでは共演者が浮かばれない。