敬老の日映画まつり「天空の蜂」

東野圭吾原作の「天空の蜂」。私は原作を読んでいないが何者かが最新鋭のヘリコプターを原子力発電所の上空でホバリングさせる。燃料が切れたら原子炉の真上に墜落する。犯人からの要求は日本中の原子炉を破壊すること。2系統から犯人を捜査をする警察、たまたまヘリコプターに忍び込んでいた子どもを救出する航空自衛隊、その子の父親はこのヘリコプターを設計した技術者で、発電所の職員とともに対策を練る。この複数のドラマが同時並行で進行するので飽きない。そしてラストで明らかになる意外な犯人。だが...なんだろう、これは私だけかな。主役の江口洋介、もっくんをはじめ登場人物の誰にも感情移入ができない。ふつうは犯人か、それを阻止する側のどちらかに入れ込んで応援できるものなのだが。好きな役者が出ていないからなのかな。でも洋画だと知らない人ばかりでしょ。それでも登場人物の誰かの目を通して物語を俯瞰して話に入り込めるよな。だがこの映画はなんかダメなんだ。江口洋介の無駄に力が入った演技が苦手なのかな。誰か見た人がいたら感想を聞かせてください。あと、同時期に公開されていてこの映画にテイストが似ているのが「S−最後の警官」。それの主役の向井理がこの映画にも出ているのってどうよ