師走の映画まつり(その2)

まずはこれ。
     
感動巨編というのではなくて普通に面白い映画。泣けるところはないよ。戦車同士の対決は一箇所しかない。4台で連隊を組んでいたんだけどドイツの戦車に3台があっというまに破壊され主人公の戦車だけになってしまう。背景にあるのがドイツの戦車が破壊力、防御力ともアメリカの戦車よりずっと上だったという事実がある。これだとか連合軍の船を次々と沈めたUボートとかドイツの軍事力はすごかったんだな。たまたま物理学史みたいな本を読んでいたのだが、優秀な学者は圧倒的にユダヤ人が多い。それがユダヤ人の迫害で優秀な学者がみんなアメリカやイギリスに出ていってしまった。もしヒットラーユダヤ人の抹殺にあれほど執着しなかったら戦争に負けたにしても戦後世界はだいぶ様子が変わっていたのではないかと思う。そういう日本も敗戦で飛行機の製造が禁止されて、それまで飛行機を作っていた技術者が自動車業界に行ったでしょ。もう一つも話題の映画。
     
長えよ、3時間だもんな。途中、寝ちゃったのでなんで地球が救われたのかよくわからなかったよ。最初が「宇宙戦艦ヤマト」、中盤がテレビ版の「スタートレック」、ラストが「2001年宇宙の旅」。すごく評判の良い映画だと何かで読んだが、もっと面白く作れたんじゃないかな。2時間くらいで