フォトグラファーってなによ

こんなニュースがあった*1

  舞川あいくCanCam」卒業を発表


  雑誌「CanCam」専属モデルの舞川あいくが、23日発売の12月号で同誌からの卒業を発表した。

  (中略)

  今後は専属誌を持たず、フリーのモデルとして各ファッション誌に出演すると共に、

  2012年から開始したフォトグラファーとしての活動も積極的に行っていくという

これで安座間美優の同期(正確には同期でないと思うが同時代の人)はみんないなくなったな。AneCanに移籍でないところが潔い。ファンの人はあいくが見たかったらセシールやニッセンでいつでも見られるぞ。むしろそっちのがカット数が多いくらいだ。「2012年から開始したフォトグラファーとしての活動」、以前に台湾のおばあさんの家に行った番組でそんなこと言ってたな。そもそもフォトグラファーってなによ。写真家でいいだろ。やっぱ「(会社)員」とか「(看護)士」に比べると「家」は数段上の感じがするよ。だから「いえいえ、私はまだまだ駆け出しですから家なんてとてもとても」でフォトグラファーなのかな。上昇志向がパンツをはいてるようなあいくがそんな謙虚なことを考えるはずがない。そのフォトグラファーAIYUのサイトがこれだ*2。でもファンの人からすると「あいくが撮った写真」より「あいくを撮った写真」を見たいだろうな。
それにしてもこの「卒業」って表現の嘘くささはなんとかならんかな。もちろん「双方合意の上での離脱」って感じはするから、会社員なら「円満退社」ではある。けっして「解雇」とか「諭旨退職」ではない。ウェザーガールズのダラちゃんやエースなんか卒業でさえないもんな。この卒業って、モー娘あたりから使われ出したんだよね。その前はなんていってたのかな。ユニットを辞めるのなら「退団」でいいだろ。専属モデルを辞めるのはなんだ。いちばん近いのは自由契約か。あと専属誌を持たないのも、あいくの場合はモデルの比重を下げるからなのだろうが、泉里香だってRayの専属モデルかと思ったら、ほかに2誌のレギュラーだもんな。たぶん専属モデルの威光が昔ほどないのだと思うよ。
卒業で思い出したけど、5、6年前に初めてキリスト教の葬式に出たのよ。あれはカルチャーショックだったね。完全に卒業式なんだ。つまり現世での人生を終えて神の元へ行くので悲しいことではないのだと。だから神父もへらへらして笑顔でスピーチをする。式次第に賛美歌斉唱って書いてあったので、きっと葬式用の悲しい歌なんだろうなと思ったら、結婚式で歌う♪いつくしみふかき ともなるイエスは♪なんだよ。あと式次第の下の方に「みなさまの思い出のためにご遺体を置いてありますが、故人はすでに神の元に旅立ってそこにはいませんので頭を下げる必要はありません」だって。
さて、人生のつぎのステージに「あー行く!」と旅立つあいく。旅立てない安座間美優。最近のぱっとしなさが半端ない。もうちょっとなんとかならないのか。「モデル、書道、天然、沖縄」、このあたりを組み合わせてなにか売り出せないのか。みんなも考えてくれ。考えたからどうなるものでもないが...