小池里奈「有吉反省会SP」レポ

先週の土曜日に放送された有吉反省会スペシャル。雛壇のどこかにいるはずだがまったく映らん。里奈ちゃんは本当にいるのか?
     
いた、画面に向かって左上。これでは映らないわけだ。そもそも里奈ちゃんはなにを反省するのだ? この番組、日曜日の夜なのでいつもは仕事をしながら見ている。中には男性タレントの「女性も好きだが実は男のが好き」というものすごい反省もあったが、だいたいは番組に出るだけのしょっぱい反省が多い。里奈ちゃんは反省することなんかないはずだから、かなり心配だ。いよいよ里奈ちゃん。

     

     小池里奈の反省「何年たっても10周年で仕事をゲット」

なんだよそれ。セーラームーンに出演したのが2004年だからあれがデビューか? そうすると今年が10周年。だが

     

     2011年 ゲーム「太鼓の達人」で同じ10周年をアピール

     

     2013年 写真集の発売のときに芸能生活10周年をアピール

     

     2014年 成人式で芸能生活10周年をアピール

     

     2014年 インタビューで「里奈ちゃんも10周年?」「そうですね、10周年になります」

そうだったのか。10周年なんか私にとっては誤差の範囲だからぜんぜん気にしなかったよ。私から見たら里奈ちゃんなんて、まだ毛がはえてこないと言われてもまったく驚かない。まだ声変わりがしていないと言われても驚かない*1。たいしたことじゃないが、スタジオの反応は最悪。

     

     大久保「まれにみる悪質ですね」

     

     経済評論家「ビジネスで考えたら詐欺商法」

     

     大淵弁護士「相手が錯誤に陥るので詐欺です」

ええい、黙れ黙れ。おまえらはダークキングダムの回し者か。もう里奈ちゃん、なんでこんな番組に出たんだよ。誰得なんだよ。雛壇専門の芸人やタレント気取りの弁護士に言われたくないやい。そもそもミュージシャンならCDを出した年がデビューだが、里奈ちゃんみたいなB級アイドルはどの時点をデビューにするか難しいだろ。女優だって事務所がプッシュしていて主役か脇役専門ならデビュー作が明確だが、通行人から始めた叩き上げの人なんかはどれをデビュー作にするかわからないじゃないか。この四面楚歌の中、里奈ちゃんを擁護してくれたのは意外にもスタジオでもっとも妖魔に近い美川憲一だった。

     

     「ずっと10周年って面白いわ」

     

     「ずっと10周年って言った方がいいわ」

     

     「オバさんになったねって言われないように自分磨きをすればいいのよ」

美川、エライ!! 芸歴50周年の妖怪、雛壇芸人やタレント気取りとは必死さが違う。毎年10周年と言い続けるのはむしろ立派だと。それに負けないような自分になれと。ありがとう、美川憲一。里奈ちゃん、もっと仕事を選ぶんだよ。みんなで名曲「柳ヶ瀬ブルース」を聞きながら美川憲一の自宅の方に向かって*2敬礼!


     

*1:したら驚くよ

*2:どこだよ