北川景子「HERO 第6話」

追いつきそうで追いつかないHEROのレポ。第6話はトリビアの泉の人が捕まっちゃって、みんなで真犯人を捜す話。
     
だが、みんな捜査のしかたがわからない。そうなんだ、そういうものか。検事・霧島三郎だと竹脇無我が捜査をしたり犯人を逮捕してたが。でも検事って司法試験に合格した人がなる法律の専門家だから、捜査なんかできないよね。ちょっと話がそれるが、「アンタッチャブル」って映画があったでしょ。
     

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ケビン・コスナーがライフルや拳銃でギャングと撃ち合いをしてたけど、あの人っていまの日本でいえば厚生労働省の役人でしょ。どう考えても国家公務員試験に合格して厚生労働省に入った人があんなことできると思えないが、あれはそういうこともできる専門家なのかな。絶対そうだよな。「やったー! 厚生労働省なら定年後は製薬会社に天下りだ」と言ってる人にライフルを持たせて「おまえ、きょうからギャングの相手な」のはずがないもんな。あと海上保安庁ってどうなってるんだろう。あれは国土交通省の機関でしょ。でもよその国なら沿岸警備隊って軍隊だよね。「やったー! 国土交通省なら定年後は建設会社に天下りだ」と言ってる人に「おまえ、きょうから尖閣諸島の警備な。攻撃されたら海上自衛隊が到着するまで持ちこたえろよ」のはずはないよな。
さて、HEROの視聴率はよほど注目されているのか、毎週火曜日になるとネットの芸能ニュースで20%超えただの割っただのって出る。ほかのドラマの視聴率が出そろっている6週目までをグラフにしてみた。
     
全部のドラマをグラフにすると線がごちゃごちゃになるので、初回の視聴率が10%を超えた8番組だけね。視聴率って広告の獲得には何世帯が見ているかが重要だけど、たとえばその時間にテレビを見ていない人はしょうがない。テレビを見ている人の何パーセントがその番組を見ているかという観点も面白いのじゃないかと思うのだよ。ただそれを調べるにはこの8つのドラマと同時間帯の番組の視聴率をぜんぶ調べなければならないので私には無理。そこでこの8つのドラマの週ごとの視聴率の合計を出して、それを100%としたときの各ドラマごとのシェアを出してみる。全体的に右肩下がりになっているトレンドを打ち消すことができるわけだ。
     
おお、HEROつええ。右肩上がりになってるじゃないか。6週目が下がっているのが、金田一がピョンと跳ね上がっている影響だね。実際には金田一を見ようが見まいがHEROの視聴率には関係ないのに影響されてしまうのがこの計算のしかたのダメなところだな。いずれにしても10%の攻防だった過去の作品に比べたらダブルスコア。放送開始前は貧乏くじとか言われてたので本当によかったよ。さあ、7話の録画を見られるのはいつになるのだ?