「17歳」

いつもは19時ごろ終わる会議がめずらしく18時までに終わったので、残りの仕事をやっつけて行ってきたよ、銀座のシネスイッチ。だいたい最終回の開始が19時って早すぎるだろ。レイトショー料金にさえならないから1,800円取られたよ。しかしこの映画館はすげえな。これがTOHOシネマズだと予告編もそういう映画が作られているのを知っているのがほとんどだが、この映画館の予告編*1、知っているのは大統領の執事くらいであとは見たことも聞いたこともない作品ばかりだよ。けっこう広い劇場に観客は20人弱。封切りになってかなり経つからね。
物語は17才の高校生の女のコが娼婦になる。といっても学校には行きながら、親には内緒でね。べつに親に虐待をされているとか、まとまったお金が必要だったからではない。その彼女の胸中がこの物語を貫くテーマなんだけど、おじさん、頭悪いからわかんなかったよ。何がしたかったんだ。で、お客の中で彼女が思いを寄せていた初老のおじさんが、ホテルで行為の最中に腹上死をする。いや、彼女が上だったから何て言うのだ、腹下死? 彼女は逃げてくるが警察の捜査で彼女が特定され親にも知られることになる。この映画の落としどころはどこなんだろうと思いながら見ているうちによくわからないまま終わった...
なにより、以前にも書いたが17才に見えねえよ。
     
この人は実年齢が24才、しかも日本人の私から見ると24才にさえ見えない。なので、「ああ、そういうご職業を選んだんだね」って思えちゃう。17才って言ったら実写版放送時の北川景子小松彩夏らだぜ*2。いまだったら17才って加恋ちゃんだよ。
     
加恋ちゃんが裸でゆっさゆっさしていたらかなり印象が変わるでしょ。変わりすぎて監督が映画に込めたテーマとか思いがぜんぶ吹き飛んじゃいけどね。ただ、主人公の心がストレートにわからない分、見終わった後に切ない後味が残る映画であった*3

*1:http://www.cineswitch.com/movie/yokoku.htm

*2:「ら」って

*3:それ以上、書きようがねえ