実は前々日の記事を書いたとき、真央ちゃんの演技を見てなかったのだよね。さっき初めてネットで見た。これは泣けた。なんでフィギュアスケートを見て泣くんだよ。これを見たらもう点数とか順位とかどうでもいいと思った。みんな同じ感想ではないのだろうか。隣国は点数がおかしいと抗議をしているそうだが、それは所詮その程度のものだ。点数が多い方がより良いもの。その尺度でしか良さがわからないもの。だが真央ちゃんの最後の演技は点数なんか必要ない。審査員の評価を見なくても誰でもわかる。あれは「人類の至宝」だ。
そんな真央ちゃんに対する森元総理の発言が話題になっている。朝日新聞デジタルからの抜粋(())。
リスペクトすべきアスリートに対し、日本でとんでもない発言をした人がいる。
東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相だ。
フィギュア団体について「負けると分かっていた。浅田真央選手を出して恥をかかせることはなかった」。
ショートプログラムで16位だった浅田選手に「見事にひっくり返った。あの子、大事な時には必ず転ぶ」。
アスリートに対し尊敬の念がかけらも感じられない人物に、東京五輪の組織委員会会長を任せておいていいのだろうか。
ほかのメディアもだいたいこんな感じの非難だ。最近の報道で不思議なのが、みんな大元のソースを見ているのか? ソースを見ていたら上のように解釈をする人もいるだろう。だが、別の解釈をする人もいるはずなのだ。森元総理の発言はこちら*1。どう考えても上位に食い込めない団体戦に真央ちゃんをわざわざ出す必要はなかった、気の毒なことをした。これが真意だ。読者に誤解を与えるように巧に言葉を抜き出しているわけだ。任せておいていいのだろうかと思うのはおまえのほうだ。昔は素人がソースにアクセスする手段はなかったので新聞の記事が真実だった。だがいまは誰もソースを見たり、別の視点を持つことができるのだ。いいかげんマスコミはそれに気づけ。ただ森さんは首相時代から実に品性のない発言をする人なので別の意味で任せておいていいのだろうかとは私も思う。
文字を適当に抜き出してつなげてコメントをねつ造し相手を非難する。これをやられたら私のブログなんかひとたまりもない。たとえば1月12日の記事*2。
ぴっちぴちのブラウス キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
やっとわかったよ。この2ヶ月のブランク、きっと胸が空いたTシャツとぴっちぴちのブラウスの
どちらがいいかの制作会議が開かれてなかなか結論が出なかったんだね。
全国のお子さまからも
「おねえちゃんのふくはぴっちぴちのぶらうすにしてください。おねがいします」
とお手紙が来た。で、社長の鶴の一声でブラウスになったと。
全国のともだち。君たちがよけいな投書をするから泉里香の出番が2ヶ月もなかったんだぞ。
べつに泉里香が出れば浴衣でもドレスでもいいじゃないか。どうせならブラウスではなくてレオタードにすればよかったのに。
こんなねつ造をされたら私はまるっきり変態に見えるだろ*3