てっきりスタジオで天気予報をやるのかと思ったら違った。アイドルを紹介するコーナーだった。なにしろこの時間は出勤してるからこのコーナーの存在を知らなかったよ。
「日本のアイドルとK-POPアイドルのいいとこ取りをした台湾のグループです」
いいとこ取りできてねえから。どっちつかずで迷走しちゃってるから。
「曲調だったりダンスの振り付けもK-POPに近いところがあるんですね」
「ざっくりした雑というか」
「粗い感じがすごく日本のアイドルっぽい」
いや、そこは狙ってるんじゃなくて、結果的にそうなっちゃってるだけだから。でも良い表現をいただきました。まさにウェザーガールズを一言で言い表わしているよ。
雑
そう、雑なんだよな、いろんな点で。でもその雑さにハマるんだ。
「ちっば! 31度!」
うけてるうけてる。枡アナも関根麻里も筧さんも笑ってるぞ。どうだ、この短い映像でスタジオを笑わせることが日本のアイドルや寒流アイドルにできるか! 頼むからスタジオに呼んで生で天気予報をやらせてよ。7時台じゃなくていいから。5時台でいいよ。絶叫マシンでも激辛ラーメンでもなんでもやるよ。今週の冠番組ではヒキガエルを素手で掴んでたよ。うん、大怪我さえしなければなんでもやる。
結局、ウェザーガールズの失敗は日本人にプロデュースさせたことだと思う。その結果、寒流ぽくなっちゃって焦点が定まらなくなった。最近、台湾で出した曲がいいのよ。プロバスケの応援ソングなんだけど、昭和のアイドルソング。これだよこれ。最初から台湾でぜんぶプロデュースすれば良かったんだよ。1分後くらいに曲が始まる。
E・E・Jumpの「青春のサンライズ」を彷彿させるだろ*1。「我為加油」、自分のためにがんばれって意味かな。昭和のアイドルソングの邦題なら「あなただけの金メダル」。AVEXぽいタイトルなら「Best for You」とかね。日本では「若いが正義」だからニューニュー・エース・ダラが中心で、ミニちゃんなんかバックダンサーの扱いだけど、台湾ではミニ・ユミ・ミアのアラサーコンビ押しなのがイイ。このあたりが日本と台湾の違いだね。よし、まだまだウェザーガールから目が離せないぞ。目を離すと台湾に帰っちゃうからね...
*1:それ、彷彿できるほど有名な曲じゃないから