Ray VS CanCam

以前に「ファション誌全点踏破の旅」というシリーズをやっていて各誌を比較してこんなことを書いた*1

  non・no・・・私立高校生または国公立大学

  CamCan・・・一部の私立大学生またはデスクワーク主体の東証一部上場会社勤務のOL

  Ray・・・・・私立大生または裕福な国公立大学生および店頭公開または未上場会社勤務のOL

  ViVi・・・・私立大生またはデスクワーク以外が主体のOL

  PINKY・・・・CanCamとは別の意味で一部の私立大学生またはOL以外の社会人

実際のところどうなんだろうと思っていたが、こんな記事があった*2

  「Ray」は元々、赤文字系といわれるほかの女性誌CanCam」(小学館)「JJ」(光文社)に比べると、

  庶民派の雑誌なのです。上昇志向の強い「CanCam」、お嬢様気質の「JJ」よりも、

  紹介されているアイテムは安価であり、「プチプラ」という言葉も誌面によく登場しています。

  「Ray」は、お金はかけられなくても、可愛くありたいと願う女子大生のバイブルなのです。

そうか、やはりRayはそういう位置づけなんだ。CanCamを寿司屋のカウンターとするとRayは回転寿司。霜降り肉のステーキとすると牛丼、ダイソンのサイクロン掃除機とするとほうき*3。私の分析もなかなか正しかったわけだ。その点では「ペット系女子」で「きれい」よりも「かわいい」を売りにしている泉里香がRayの専属モデルというのはまさに正鵠を射た*4ことである。
先週、実に何年ぶりかでCanCamを買ったわけだがCanCamのテイストが変わっている。以前は上昇志向かどうかは別にして「丸の内系OL」だったのが、いまはもっとカジュアルというか「渋谷系」が混じっている気がする。ファッションに詳しい人、どうだろう。たしかにファッション誌のターゲット年齢が日本の失われた20年に生まれて育った若者たちだ。「高い? これを買える人だけが見る雑誌なのよ」では読者がどんどん減っていくのは必至。そうなったとき安座間美優の立ち位置は有利になるのか不利になるのかよくわからない。わからないことだらけでまったく記事になってないが、私は思ったのはそういうことだ。それにしても「プチプラ」ってなに? 今度、泉里香の握手会があったら聞いてみよう*5

*1:http://d.hatena.ne.jp/M14/20081022

*2:http://www.cyzowoman.com/2013/01/post_7840.html

*3:そこまでは違わないだろうよ

*4:使い方も字もよくわからないで使っている

*5:一生わからないままだろうな