この番組好きだなあ。
そろそろ西尾アナのロケをやってもいいころではないか? 今回の商品はウォーキング天気で安座間美優も紹介していたゴム長。
ゴム長っていっても、昔ながらの黒いやつとはぜんぜん違うよね。すごくファッショナブル。しかもゴム長だから防水性はバッチリ。膝まであるので50cmくらいの水たまりでもへいちゃらだ*1。この日本製のゴム長、パリコレで紹介されてから世界的に有名になったそうだ。
これを初めて作ったのがこの会社。
もう雰囲気ありすぎだろう。絵に描いたような町工場。中に入るとこんな感じ。
大型の機械が無い。ぜんぶ手作り。従業員18人、うち女性が15人だって。たぶんほとんどがおばちゃん。この会社で作ったゴム長はバーバリーやルイ・ヴィトンなどに納められている。
つまりルイ・ヴィトン製のおしゃれなレインブーツを作っているのはこの町工場なわけだ。画面に出ているブランドと、奥の作業場のミスマッチなことよ。
この番組では製作過程が放送されるが、ある機械だけは企業秘密だとモザイクがかかったりする。だが、この会社はぜんぶオープン。手作りだから。だがこの会社のゴム長だけは製造過程がわかってもほかの会社にはマネができない。足のかたちの型にストッキング状の布をかぶせる。これが長靴の内側になるわけだ。そこに接着剤を塗って、平らなゴムを貼り付ける。これがどんなに難しい作業かはわかるだろう。しわになったり、すきまができたりしないように、足の形の曲面に1枚の平らなゴムを貼り付けるわけだ。しかも、この写真のように
絵がプリントされたゴムは、絵が乱れるので引き伸ばしてはいけない。これは機械ではできない作業なのだ。この会社でもこれができるのは社長ともう一人だけだそうだ。だから1日に200足しか作れない。
スタジオではきれいなゴムでできたパンプスやローファーが紹介される。学生さんの靴にもいいですねと西尾アナ。それはアリですねとゲスト。気分を良くした西尾アナは
西尾「カバンとかだめなんですかね?」
ゲスト「・・・・・」
西尾「ちょっと重いかな...」
すごく重いと思うぞ。それにカバンはゴムじゃなくてビニールでいいだろう
*1:そんなところに入っていくのはやめような