これではこどもの喧嘩だ

こんなニュースがあった*1

  大阪府立和泉高校(中原徹校長)の卒業式で、君が代斉唱の際、教員が起立したかどうかに加え、

  実際に歌ったかどうかを管理職が口の動きでチェックして府教委に報告していたことがわかった

気持ちはわかるが、これは大人げない。だが管理職が相手にしている日教組はもっと大人げない*2。私がこれのどこが大人げない、いやはっきり言おう、ウスラバカだと思うのかはここだ。

  女性教諭は「君が代は国歌として認められない」と理由を話しているという

これは教師なら口が裂けてもしてはならない発言ではないだろうか。もし

  私は○○を認めないので○○はしない

を許したら教育は崩壊する。

  ボクは運動会は認めないので参加しない

  ワタシは学校給食を認めないので出されたら食べるが給食費は払わない

  テストを自分ひとりで考えることは認めないのでカンニングをする

自分の趣向や主義主張よりも優先されることが世の中にはあることを教えるのが初等教育ではないのか?
ただしこの女性教師は「国歌として認めない」ではなく「国歌として認められない」と言っている。つまり君が代を国歌として認めないことが単なる自分の私見ではないかのような言い方だがそんなものがどこにある。この点で世論を形成するには

  ・日の丸と君が代は日本の国旗と国歌としてまだ認知されていない。その根拠は・・・

  ・日本には国旗も国歌も必要ない。その理由は・・・

  ・日の丸の代わりに○○を提唱する。君が代の代わりに△△を提唱する

のどれかの主張が必要。それなしに認めないと言ってもただのだだっ子ちゃんである。台湾の独立派の人たちは現在の国旗と国歌に代わる物を作っている。最低、これが必要。
最初に戻って口元のチェックだが、私としては君が代は自分で歌うより、メロディに耳を澄ますか、誰か上手な人が歌っているのを静かに聞きたい派だ。なぜならこの歌、怖ろしく難しい。音階が広く、伸ばす音が多い。開会式でミュージシャンが挑戦してことごとく玉砕している。
     
     
     
無理やり自分のスタイルに丸め込んで無難にまとめたのが大御所。
     
     
意外に善戦したのがこの人。
     
この人はすごいぞ。我々はなんて素晴らしい国歌を持っているのだと再認識。その反面、とても素人に歌える曲ではないというのもわかる。
     
私と結婚してくれ!