北川景子「大女優への道」−天災!志村動物園−レポ

先々週の放送になってしまったが志村動物園に映画の番宣で北川景子が足田真奈ちゃんと出てたよ。ゲストに動物の赤ちゃんを見せるコーナーらしい。まずが真奈ちゃん登場。
     
やりすぎだと思う。作りすぎだと思う。それは本人ではなくて回りの大人のせいだ。だが真奈ちゃんのオーバーアクションが今回に限ってはちょうど良いことにすぐ気づく。なぜならもう一人がこの人だから。
     
ただのゲストじゃないぞ。スペシャルゲストだ。スタジオの石原さとみはゲスト。北川景子スペシャルゲスト。寿司屋なら「時価」のゲストだ。北川景子が来る前に犬のあかちゃんは見ちゃったので、つぎの赤ちゃんを北川景子と見に行く。

     

  真奈「つぎは北川さんが大好きな赤ちゃんです

カブトムシだろ。それともワニか。正解はこれ。

     

  真奈「きゃわいい〜〜〜!

     

  景子「.....やっぱりだ.....

おまえは番組をぶち壊す気か。淡々と子猫を抱いて頭をなぜる北川景子。真奈ちゃんが接写用のカメラを持って北川景子を撮す。

  真奈「北川さん、どうですか?

     

  景子「...子猫はとくにかわいいですね...

  真奈「よかった!

小学生に気を使わせてどうする。つぎの部屋。

     

  真奈「つぎはとっても食いしん坊な赤ちゃんです

食いしん坊な動物の赤ちゃんを食いしん坊の大人が見に行く。赤ちゃんを食うなよ。だいじょうぶ、この撮影にそなえてマネージャーは北川景子に十分なエサを与えている。出てきたのはカワウソの赤ちゃん。
     
このカワウソ、ミルクを呑んでいるときは動くぬいぐるみだが、ドジョウを見ると豹変する。突然、肉食獣になりドジョウをバリバリ食う。北川景子と真奈ちゃん、ドン引き。

     

  真奈「さっきまでのかわいい感じが...

  景子「...生きたドジョウに限るよな...

そんなアフレコはいらないから。せめて真奈ちゃんの半分くらいのテンションでしゃべろうよ。最後はモモンガの赤ちゃん。
     
モモンガは前足と後ろ足の間に皮があって、それを翼の代わりにして飛行ができる。真奈ちゃんがミルクを持つ手を上げていき立たせる。その間に北川景子が皮を引っ張る。

     

  景子「...これでボクは飛ぶんですよ...どうですか...

アフレコはいらないって言ってるだろうが。両手でスポイトを押さえていたのにすごく迷惑そう。よく噛みつかれなかったな。本当に木から飛ぶのか実験。

     

  真奈「準備が〜! できました!」(ポーズ)

  景子「・・・・・」(ちょっとポーズ)

ちゃんとやろうよ。良かった。真奈ちゃんがいて良かった。北川景子だけだったら盛り上がらなかった、ぜったいに。
     
モモンガを木に乗せる北川景子。このくらいはできる。
     
飛んだ! これはどういう習性なんだ。高いところにいると飛び降りちゃうのか? 西新宿や汐留の高層ビル街ではけっこうあぶない本能だぞ。

  景子「...かっこいいなあ...

  真奈「かっこいい!

     

  景子「...初めて見ました...あんなかっこいいモモンガ...

かっこ悪いモモンガなら見たことあるのか? それにしても北川景子。私は過去に北川景子は気持ちが大きく振れる演技、笑うとか泣くとか怒るのはうまいが、フラットな演技が下手だと書いた。フラットすぎてセリフの抑揚が無さ過ぎる。なぜふだんどおりにできないのだと。違うのだ、北川景子はふだんから抑揚が無いのだ。だからふだんどおりに話すと棒読みになる。よしわかった。ふだんどおりに話しちゃダメだ。監督からふだんどおりにやってと言われても、必ず半笑いか半泣きか半怒りで話すのだ。やった、これでまた一歩、大女優に近づいた。真奈ちゃん、こんな大人になっちゃダメだよ。