名字の由来を教えてくれるサイトがあった*1。さらにその名字を持つ人の人口が全国何位で何人くらいかも教えてくれる。ちなみに私の名字でやると
【全国順位】 300位前半
【全国人数】 7万人台
実際は前半とか万人台とかアバウトではなくて、順位はきっかり何位、人数は100人の単位まで教えてくれる。さらにその名字が発生した由来まで出てくる。私の名字はかなり由緒正しい。それがなんでここまで落ちぶれたのかと。それほどめずらしい名字ではないのだが、300位ってけっこう下のほうだね。この300位を基準に考えればいいと思う。これより下だと学生のときに同じ名字の人が全校に1人いるかいないかという名字だ。
【名字】沢井
【読み】さわい
【全国順位】 931位
【全国人数】 およそ20,800人
【解説】
現福島県東半と宮城県南部である磐城国石河郡沢井村が起源(ルーツ)である、
清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)石河氏流がある。
ほかに中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)御神本氏流などにもみられる
これはかなりめずらしい名前なんだね。たしかに沢田はいたけど沢井はいなかったよ。いきなり天皇家ゆかりの名前か。
【名字】北川
【読み】きたかわ,きたがわ
【全国順位】 205位
【全国人数】 およそ107,000人
【解説】
中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)秀郷流、
中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる藤原北家姉小路家流、
坂上氏など様々な流派がみられる。
やっぱり清和天皇、天智天皇、中臣鎌足が出てくるよ。結局、名字のルーツをたどるとここに行き着くの? なんか自分がすごく基本的なことをわかってない予感が。そもそも「流派」ってなによ? 北川は205位。10万人の大台に乗っている。たしかに北川って高校のとき同じ学年にいたよ。岡本信人にそっくりな奴だった。
【名字】泉
【読み】いずみ,いづみ,みなもと,せん,ずみ
【全国順位】 319位
【全国人数】 およそ72,300人
【解説】
清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)満快流、
中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)秀郷流が著名。
ほか源、藤、紀、中原、高階、中臣氏(太古以来の大族。
天児屋根命が始祖。主として神事、祭事を司る)等がある。
語源は湧水地、井戸から来ている。地名も全国に多い
あいかわらずの中臣鎌足だが、この姓はなんかシャーマンっぽい感じがしない? 「語源は湧水地、井戸から来ている」そんなこと教えてもらわなくてもわかります。「泉」なのに「語源は臭いのキツイ食べ物から来ている」ときだけ書いてください。泉の順位はちょうど私と同じくらいだ。でも泉と同じくらいの人口ってことは私の名字はかなりマイノリティなのか。
【名字】安座間
【読み】あざま,あんざま,やすざま
【全国順位】 8,012位
【全国人数】 およそ1,100人
【解説】
旧琉球である沖縄が起源(ルーツ)といわれる。知念間切安座真起源とも言われるが。
人数はたったの1,100人。順位は8.012位。むしろ安座間姓が千人を超えているのがすごい。ぜんぶ安座間美優の一族だったりして。マイナーなので解説者もよくわからないらしい。「旧琉球である沖縄が起源(ルーツ)といわれる」そんなのみんなわかってますから。このルーツが青森だったら逆に怖い。
【名字】小松
【読み】こまつ
【全国順位】 104位
【全国人数】 およそ182,000人
【解説】
光孝源氏(小松帝の子孫)、清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)、
桓武天皇の子孫で平の姓を賜った家系である平氏(桓武平氏)、
中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)など様々な流派がある。
遠江国佐野郡、摂津群武庫郡にあるほか、山城、大和、伊勢などにこの地があり、
小松氏はこれらの地名を負ったものとされる。
小松になってルーツが増えたぞ。桓武天皇はニューカマーだ。光孝源氏(小松帝の子孫)ってなんだろう。小松という帝がいたのか? なんだかこれがいちばんやんごとない姓のように思える。地名を負ったものって、出ている地名がちらばりすぎ。西日本なのはわかった。しかし、この名前の由来、どれもルーツすぎて盛り上がらなかった。清和天皇までさかのぼっちゃうと「ふ〜ん」以外の感想が出てこないよ。みんなもやってみてね。
最後に華子様のはどうだろう。多岐川はめずらしいだろう。