小田あさ美「セイウチ・ビジネス・スタジアム」

きょうはミツカンの新製品「熟味酢」の紹介らしい。

     

  セイウチ「キャスターのモコです。きょうで放送も6回目」

もう6回目なんだ。テレビ東京すげえ〜 テレビ東京の開拓者精神、ファイティングスピリットに拍手だ。

  セイウチ「あさ美ちゃん、きょうの意気込みをどうぞ」

     

  あさ美 「まだまだこういう現場は慣れていませんが、よろしくお願いします」

慣れなくていいぞ、こんな現場。どうやって慣れたらいいんだよ。

  セイウチ「まだ慣れてないの〜」

おまえがいるから小田あさ美がなかなか慣れないんだよ。だいたい、生臭いよね。ぜったいにそばに寄ると生臭いと思うんだ。

  セイウチ「きょうお届けする情報はミツカンさんより新発売のお酢『熟味酢』です。

       いったいどんなお酢なの〜?」

     

  あさ美 「はい、お料理に使うとコクとまろやかさが増す、まるで魔法のような調味料なんです」

小田あさ美、歯並びが残念だぞ。目とか鼻はどんな形だろうが、その人の個性だし好き好きだ。くっきりした二重の華子様2号より、奥二重の元華子様のが私は好きなように。だが華子様自身はくっきりした二重のがいいと思った。ようするに満点など無いのだ。だが歯並びだけは満点があるのではないだろうか。まあいい。きょうは小田あさ美がこの熟味酢の紹介をするのだな。

  あさ美 「白イルカのゲンマさん、詳しい説明をお願いします」

     

  白イルカ「どうも、白イルカのゲンマです」

おまえが説明するのか。映画とかグッズならいいよ。でも見るからに生臭そうなセイウチや白イルカなどの海の生き物に食品の説明をさせるのはやめようよ。ミツカンはこれでいいのか? この番組で紹介することが正当な宣伝行為と言えるのか? この後、白イルカとセイウチの掛け合いで熟味酢の製法や特徴の説明が続く。う〜ん。

  セイウチ「では熟味酢はどんなお料理に合うのか見てみましょう。ペンギンのたっちゃん、かっちゃん、よろしく!」

     

  ペンギン「なんか熟味酢って言いにくいな」

  ペンギン「おい、そういうこと言うな。ペンギンのくせに」

  ペンギン「おまえもペンギンだろ」

ますます生臭さが増すセイウチ・ビジネス・スタジアム。ここで熟味酢を使ったお料理教室。
     
左が小田あさ美、右側はミツカンの宣伝部の人。顔も声もちょっとかわいい。この小田あさ美は料理がかなり得意らしいが、きょうはミツカンの人が作る。ペンギンがずっと解説をしている。

     

  あさ美 「おいしい〜ライス何杯でもいけますね」

  ミツカン「そうですか。どんどん食べてください」

  あさ美 「私、ふだんは2杯なんですけど、5杯、6杯は行けますね」

だれがごはんの話をしろと。もっと熟味酢をほめろよ。ここだ、ここでペンギンが突っ込め。

  ペンギン「くっそう、あさ美のくせに生意気だ。気の利いたコメントしやがって」

気が利いてないだろ、ちっとも。

     

  セイウチ「あさ美ちゃん、私の分の鶏のさっぱり焼きは?」

  あさ美 「え? ぜんぶ食べちゃいましたよ」

  セイウチ「ふん、私もう帰る」

オチになってないから。だいたいセイウチって何でも食いそうで怖いじゃない。この番組、いつまで続くのかなあ