きょうはクリスマスパーティっぽい雰囲気を出すために岡本と二人でご出演の華子様。
この岡本はまだ高校生らしい。どうせなら小池里奈ちゃんと奇跡の共演をして欲しかったのに。売れっ子の里奈ちゃんだけど、華子様の方は空き時間がたくさんあるので里奈ちゃんのスケジュールに合わせてどうとでもブッキングが可能だったはず。しかたない、ここはいまドキ娘最年長の華子様にイニシアチブを取っていただいて、この小生意気な高校生に大人社会とはどういうものかを骨身にしみてわからせましょう。体罰も辞さない覚悟で臨んでください*1。だいたい、二人でクラッカーを鳴らすこの場面、華子様はクラッカーを上に向けているのに、岡本は華子様の顔に向けているではないか。早くも挑戦的な岡本。華子様、笑っている場合ではありません。ここはビシっと締めないと。クラッカーのとんがっている方を岡本の鼻の穴に突き刺しましょう。
岡本「きょうはパーティーに欠かせないおいしいメニューをいろいろ紹介しまぁ〜す」
華子「・・・・・」
あのー、岡本が仕切ってますけど...
岡本「見てぇ〜サンタの付いたカップにケーキが入ってるよ〜」
華子「かわいいね〜」
おい、岡本。華子様になんでタメ口なんだよ。華子様もそのカップで岡本を殴らないと。いや、岡本が呼びかけた相手はテレビの向こうの視聴者か。なんとなく、今回のプレゼンテーターは岡本で、華子様は食べる係のような進行なんですけど。
華子「3つの味のケーキが楽しめるのがこちら!」
岡本「ぜいたくだね〜」
やっぱりタメ口じゃないか。だいたい大金持ちの華子様にとって、こんなのぜいたくでもなんでもないんだよ。自分の家に三つ星レストランのパティシエを呼んで、目の前でケーキを作らせて、パティシエごと食っちゃうことができるくらい華子様の家はお金持ちなんだ。ところでこのケーキは2,000円だって。高すぎるだろ。3つの味以前にこの価格がぜいたくだよ。
つぎはクリームがどっさり詰まったロールケーキ。
岡本「生地がもちっとしてチョコレートが濃厚!」
(うなづく華子様)
岡本、いいコメントだな。華子様もうなづくだけでなくてなんか話さないと顔が隠れているので存在感がありませんけど。つぎはクリスマスバージョンのドーナツ。これだけケーキを食った後でドーナツはきつい。
どうだ、岡本。こういう食材になると華子様のアクティブな前歯が威力を発揮するのだ。唇を汚さずにクリームの乗ったドーナツを丸かじりする。おまえとは芸能人としてのポテンシャルが違うんだよ*2。つづいて自分で作るシューリースのセット。
これは岡本が作るより華子様が作った方がいいと思うのだが。視聴者が
この人が作れるなら自分も作れる
と思うだろうに。ディレクターはそのつもりで華子様に頼んだら、華子様が「めんどくさいからこいつにやらせてよ」という展開だったのかもしれん。
華子「う〜〜ん、すっごいおいしい〜」
岡本「ほんとにぃ〜」
お世辞だよ、決まってるじゃないか。「ほんとにぃ〜」って、もうおまえは華子様に敬語を使う気がまったくないだろ。ふつう無いか。最後はクリスマス用のデリバリ。チキン丸ごと1個とホールのケーキ。重いでしょ、さんざんケーキとかドーナツを食べた後でこれは重いでしょ。
岡本「すごいねぇ〜」
華子「ねえ〜」
高校生のタメ口にふつうに反応する華子様。でも大金持ちは細かいことを気にしないから。だいたい、年令とか地位とかから生じる上下関係に応じて相手に払う敬意とは、平民が生きていくための知恵。大金持ちの華子様はそんな配慮をする必要がないところで生きてるので、相手にもそれを求めない。岡本は華子様のことをすごく気さくな良い人と思っているだろうな。まあ、そうなんだけど。
「もう食いたくねえ〜こんな番組、今年で辞めてやる」と声が聞こえそうな満腹感ありありでチキンを召し上がる華子様。お疲れ様でございました。次回のご出演は12月28日。あ、今日か。その次は1月4日。新年はお着物で出てください。成人式に合わせて作った数百万円のお着物。昨年はテレビにも雑誌の取材にも呼ばれなかったので見せる機会なし...