弓原七海「メジャーへの道」エピローグ

しつこいよ。本人が活躍している間はまったく記事にしないで、地上から消えてから話題にするのってどうよ。いいじゃないか。みんなが知らない人にスポットライトを当てるのが私の仕事だよ。私のブログのリンク先を辿っていったら発見したこと。弓原七海の公式サイト

  http://7chan.jp/

に行くと、「一身上の都合で当分お休みします」とこの文が語る事情の深刻さとは対称的な絵が表示される。それは知っていたのだが、どうも入り口を閉じただけなので

  http://7chan.jp/profile.html

ここから入ることができる。「NEWS」を見ると、彼女のすべての活動がここに書いてあるのかはわからないが、2007年をピークに低調になってきているね。マイナーアイドルのサブカテゴリの中で、いちばんつらいのが女優志望とタレント志望だ。これは事務所に力がないと仕事がまったく無い。日本全国のマイナーアイドルの中では、テレビ放送が1回あっただけ沢井美優なんか中の上だと思えるくらい仕事が無い人がわんさかいる。だが、ミュージシャン志望の人は一つ一つは細かいなりにけっこう仕事があって、自分の給料分くらいは稼いでいるのではないかと思える人も少なくない。たとえば華子様のご友人のこの人*1、本業がグラビアなのか音楽なのか女優なのかよくわからないし、実績や歌唱力は弓原七海の足元に及ばないのだが、週に1回か2回くらいどこかしらでライブをやってるんだよね。同じく華子様のご友人のこの人*2、自分のブログで告知をして単独ライブをやって、もうストリートミュージシャンすれすれなのだが、我が道を行くたくましさを感じる。もちろん、彼女たちの活動の向こうにメジャーへの道は無い。両生類が鳥類を経てほ乳類になったような、進化の不連続面を跳躍する大ジャンプが必要だ。それにしても、弓原七海の活動を見ると事務所の力の無さを感じないわけにはいかない。先日に紹介した、あの恨み言のような告知を読むと、事務所側の彼女に対する文句はいろいろあるだろうが、彼女をプロモーションできなかった自分たちの至らなさも感じ入って欲しいところだ。