ファン道を極めたい(問題編)

ズムサタのレポの後編の日だが、ちょっと感慨深いことがあったので忘れないうちに書いておく。結論はこうだ。

  ファンはタレントが与える物だけを受け取れ

当たり前なのだ。タレントに限ったことではないのだが、与えられる以上の物を他人から受け取ることはできない。それをやったら泥棒である。そんなことは小学生だってわかっている。だが、これが無形のものとなるといい年をした大人でもわからなくなる。無形のものとは「誠意」とか「真心」とかそういうものだ。ファンはついついタレントを上から見下ろす。「応援してやってる」「CDを買ってやってる」「写真集を買ってやってる」。おまえらの100人や200人がCDや写真集を買おうが買うまいがタレントの生活になんの影響もない。では、CDや写真集が100枚とか200冊しか売れないタレントはどうか。売り上げが0になってしまうではないか。だが、これほどのマイナーアイドルになると、大切なのは少数のコアなファンより、仕事をくれる事務所や得意先のが大事なのだ。ちょっと言い過ぎかもしれないが、私が言いたいのはファンはいい気になるなということだ。仮にタレントから「これからも応援してくださいね」と言われたとしても、応援したり投資をしているのはファンの勝手。自分がしたいから、そうするのが楽しいからしているだけなのだ。タレントとファンはその点においてギブ・アンド・テイクの関係が成り立っているだけで、その関係においてどっちが上ということはない。だから、ファンでいることが楽しいのではないか。
先日、親友の鱸さんと昼飯を食ったとき「月末を予定していた入金が来月になって、親戚や知り合いの家に行って金策に走り回っているんですよ。ハハハ」と言っていた。もちろん、少しの間なら彼にお金を貸すくらいの蓄えはある。だが、その場では言い出せなかった。なぜなら、私が金を貸して彼が受け取ったら、私と彼の関係が別のものになってしまうからだ。私と彼の間にある、利害関係も競争関係もまったくない、緩やかで心地よいつながりが変質してしまう。それでも気になったので後から、いつでも用立てする用意がある旨をメールをした。彼から返事が来て「ありがとうございます。そのお言葉、実に心強いです。すぐにお返しする当てが120%あるときだけお願いにあがります」。彼も私からだけは借金をしないと決めていることがわかり安心した。
話を戻して、ファンとはいかにあるべきか、最初に気づかせてくれたのは安座間美優だ。つい最近も引用したので繰り返さない*1。そして、きょう改めてファンとはいかにあるべきか、私に刮目させてくれたのは華子様である。8月の終わりから9月の初めにかけてご病気だったのは書いた。説明のために繰り返すが、

  8月30日

  まだ体調がよくならなくて(>_<)ずっと家にいます。。

  熱も上がったり下がったりなんだぁm(__)m

  また復活したら更新するねー。

  だからしばらくブログお休みさせてくださいっっ。

  ごめんねぇ♪

これが病気宣言。ファンは奈落の底に突き落とされる。つぎの更新が2日後。

  9月2日

  元気復活ー!

  昨日また病院に行って診てもらったけど「あと数日間家で安静にしてれば完治でしょう」って言われた★

  (中略)

  調子にのらず、あと数日間は家でゆっくりしてます★あと少ししたらまたお仕事も再開するし(^-^) 頑張りますっ。

2日後に回復宣言。ファンは胸をなで下ろす。ところが、この後ずっと更新なし。どうした、華子様。また病気がぶり返したのか。それとも抵抗力が弱ったところでインフルエンザになったのか。それならいいが、ついにブログの更新が飽きちゃったのか。いや、タレントの仕事自体が飽きちゃったのか。そこまでの可能性がすぐに頭に浮かぶのでこの人は怖い。そして、きょう5日ぶりに更新。この5日間はなにをしてたのだろう。

  9月7日

  今日からまたお仕事でございます(^-^)/

  元気になってよかったよ〜★

  最近はほとんど家にいて、でも野本愛弓ちゃんとか小田あさ美ちゃんとか遊びに来てくれたし(^^)

  (中略)

  さぁて。

  お仕事行ってきます☆

...○| ̄L...やっぱり、この5日間の説明なし...ただ、めんどくさかっただけ...と思ったのだが、よく読むと、華子様はブログの読者に対してまったく不義理をしていない。なぜかわかるかな?
(解答編につづく)