うう、自分が情けない

ネタはいろいろあるのだが、すべて取りかかるとそれなりの作業を要する大ネタばかり。タイ語版のRay、工作員が入手した星屑の雑誌、こっちよ!さんにいただいた台本のコピー、安座間美優のテレ漢、華子様の金田一ご出演。これほどネタが豊富だったこともめずらしいが、今週は正月明けの疲れもさることながら、メンタル面のヘルスポイントが著しく下がっている。新年早々、我ながら情けないが週末まで更新をお休みする。
私の部に、そっち方面の病気を患っている男がいる。出勤と長期の休みを繰り返して、もう1年以上になるが、正味の勤務日数は4分の1くらいではないか。12月もほとんど休んでいたのだが、正月明けからまた出てきて2日間を勤務してきょうは休み。彼が出てくるとお茶を飲みながら1時間ばかり話を聞くのだが、これは私のメンタル的なエナジーを大量に消費する。こんなことを書くとお叱りを受けそうだが、そうではない。それだけ私は真剣に彼の話を聞いているのだ。「おまえのそういう考えが病気の回復を遅らせているんだよ」と叫びたいのだが、そんなことを言っていいわけはなく言えるはずもない。ただ黙ってうんうんと出口のない堂々巡りの話を聞くのは正直つらい。気の毒だとは思うし、1日も早い回復を願ってはいるのだが、彼の病気をもっとも楽観視しているのは本人なのである。香山リカ先生に心酔する私は、もちろん専門家ではないし単なる耳学問ではあるが、そっち方面にかなり詳しい。この1年の彼の病気の進行を、本人はもちろん産業医以上に正確に見立てた。当然、本人に直接は言えないので「内科より心療内科に行ってみたら」「人事に相談して長期の休みを取ってゆっくりしたら」とやんわりとアドバイスした。彼はどちらも拒否したが結局、通院することになり長期の休みを取ることになった。昨日は「1日おきに出社するくらいのつもりで生活のリズムを取り戻したら」と言ったのだが「そんなだらしないことしませんよ」と言ってきょうは休み。不眠といっても眠れないのではなく1日を24時間のサイクルに入れられないだけなのだ。30時間起きていて20時間寝る彼の1週間の睡眠時間は明らかに私より長い。だから1日を48時間サイクルにするとか、そういう大らかな気持ちで対処すればいいと思うのだが。「すぐに良くなるとは思うけど万一長引いたときに備えてもっと安いアパートに引っ越したら」いまの彼のいちばん心配は経済的なことである。それには出る金を徹底的に抑えるのが先決だ。収入が半分以下になっても暮らせるライフスタイルを作ってしまえば心配は減る。「そんなに長引くわけはないじゃないですか」とこれも拒否。おまえは絶対に長引くよ、だってなんで病気になったかおまえは気がついてないじゃないか。そこの自覚がなかったら糖尿病の人が飯を3食とも3杯ずつ食い続けるもんじゃないのか。頼むから一つくらい俺のアドバイスを聞けよ。そして、彼のやり残した仕事を片付けていた今日の私である。
すまん、愚痴ばかり書いてしまった。またご本人やご家族・友人が同じ病気で苦しむ人がこれを読んで気を悪くしたら許してくれ