ファッション誌全点踏破の旅−Kimono Walker−(後編)

前編で華子様がお召しになっていた赤いお着物、この写真の白いお着物、どちらも本誌の後ろの方のカタログに掲載されている。どちらも

  398,000円

着物の相場がわからないから高いのか安いのかわからないが、それは下々の庶民にとっての話。華子様がご成人の議でお召しになるお振袖は少なく見積もってこの10倍。いや、装飾品などを入れたら、いま本八幡駅前に建設中の駅直結・高層マンションの低層階くらいの部屋なら買えるくらいのお値段だと思う。華子様も成人式にご出席されたあとは、そのままカラオケや焼き肉屋に行かれるはずだ。どうせもう着ないから汚れたっていいのだ。スポーツ新聞の取材はみんな堀木玉城の方に行くからいいのだ。友だちの結婚式に振袖で行くときは、また作るからいいのだ。ツーショットで写っているお母様も「こんな安い仕事着を着させられて(怒)」と苦々しく思っているはずだ。
そんなお母様が成人式を迎える娘への思いが載っている。

  とにかく幸せになってほしいんです。

  生涯の伴侶を見つけて幸せな家庭を築いて欲しい。

  それが私のいちばんの望みですね

卒業後はOLや公務員になる女子大生の親だって、いまどきこんなことを言う人は少ないぞ。とても芸能人の母親の発言とは思えないが、この母娘を下々の庶民の物差しで計ってはいかん。お母様が唯一、手に入らなかった生涯の伴侶を娘には。これが本当の金持ちなのだよ。福屋書店に集まった40人のヲッサンの半分以上はお母様のファンだから、これを読んで「うんうん」とうなずいているはずだ。って、お母さんもお母さんのファンもどこかまちがってるぞ。
ちなみに華子様のお言葉は

  人の立場になって考えられる大人になりたい

華子様、もったいないお言葉ではございますが、小松彩夏小池里奈ちゃんのようにもう少しお仕事の告知をちゃんとなさってください。先月、華子様が土曜ワイド劇場にご出演になった日のブログ。

  こんにちは〜\(^^)/

  今日はいい天気だーっ☆

  朝から部屋の掃除をしたし気分いいです♪♪

華子様のご機嫌が良いのはファンとして喜ばしい限りですが、この日はもっと大事なことがあったでしょ。ほとんどの人は見逃したはずです...