華子様を隠そう(その1)

日本の四季。日本人ははるか昔から四季の移ろいの中で自然を感じ、その自然の中に神を見いだし、片時も同じ姿を留めない森羅万象に無常観を感じてきた*1。世界を席巻するハイテク技術、コミック・アニメ・ゲームに代表される独特のソフト文化は、この四季を通じて日本人が育んだ豊かな感性と無縁ではない*2。そんな我々はカレンダーをめくるたびに季節の移り変わりを感じる。だから華子様のカレンダーを買ってきたよ*3
やはり私が華子様のカレンダーの望むのは四季折々の装いをされた華子様だ。

  1−2月  来年、ご成人の儀を迎えられる振り袖姿の初々しい華子様

  3−4月  卒業・入学・入社シーズン、桜の木の下でスーツ姿でたたずむ凛々しい華子様

  5−6月  白いテニスウェアをお召しになりラケットをお手にする爽やかな華子様

  7−8月  浜辺でカニとお戯れになるタンクトップとショートパンツの愛くるしい華子様

  9−10月  お部屋でほおづえを付いて物思いにふけられる部屋着姿のアンニュイな華子様

  11−12月  サンタクロースコスで袋を背負うおちゃめな華子様

いいなあ、このカレンダーがあれば四季折々の華子様を拝謁できるわけだ。2,500円なんて安いものだよ。
会社の帰りに書泉グランデに寄って買ってきたよ。家に帰ってあけてみたら表紙がいきなり黒いキャミソールの華子様なんだけど。華子様、我々、卑しい庶民の前で高貴なお肌を曝されてはいけませぬ。もったいのうございます。1月から見ていこう。

  1−2月  白い水着の華子様。しかもすっぴん

  3−4月  室内で黄色い水着の華子様

  5−6月  窓辺で花柄の水着の華子様

  7−8月  浜辺で赤い水着の華子様

  9−10月  茂みの前で紫の水着の華子様

  11−12月  室内で白い水着の華子様

  おまけ   玄関で赤と白の横縞の水着の華子様*4

常夏か、熱帯性雨林か、常磐ハワイアンセンターか...○| ̄L...まったく四季がないぞ。しいていえば白→黄→花柄→赤→紫→白のカラーバリエーションにわずかな季節感を感じる。でもせめて1-2月と11-12月の冬季はなんか着ようよ。それに1月は一生に一度の成人式じゃないか。ここで振り袖を着ないでいつ着る。よく見たらぜんぶこの前の写真集の別カット。そうなのだ、いくら身分の高い華子様でも*5、下界に降臨されるとマイナーアイドル。カレンダーだけのために新たに撮影をしてもらうことなどできないのだ。華子様、北川景子は無理でも、せめて小松彩夏くらいに有名になりましょう。後ろから同じ事務所の泉里香が迫っておりまする。来年こそは着衣のカレンダーを出しましょう。このM14、影ながらお仕えつかまつります。
で、ふと我に返ると大きな問題を背負い込んでしまったことに気がついた。

  こんなでかいもの、どこに隠せばいいんだよ

これは華子様のカレンダーの隠し場所を見つけるまでの苦悩と死闘の記録である
(つづく)*6

*1:テキトーに書いてるからこの部分にマジで突っ込まないでね

*2:ここもね

*3:強引だな

*4:おまけというかダメ押し

*5:べつに身分は高くないだろ

*6:くだらねえ・・・