ファション誌全点踏破の旅−Ray編(前編またはその1)*1

買ったよ、Ray11月号。小学生のとき、自分がどんな大人になるかいろいろ想像したよ。電車の運転手、マンガ家、学校の先生、パイロット、でも

  大学生の子どもがいるのに女性ファッション誌を買うおじさん

だけはなかった。少年M14君の想像力もそこまでは及ばなかった。もちろん、ヲタ系のブログを日々更新する自分も、子ども向きのミュージカルの千秋楽のため静岡まで行く自分も、モデルのトークショーに参加するため名古屋くんだりまで遠征する自分も、仕事だと偽って19才のタレントの握手会に行く自分も想像しなかったがな。べつに小学生まで逆上らなくても、30才の誕生日にも、40才の誕生日にも想像はしなかったさ。すべてはあの日、ルナ橋の上で浜千咲がぬいぐるみを拾ったときから私の人生は狂ったのさ。
天国のお父さん、松戸のお母さん、私はあなたがたの望むような大人にはなれませんでした。いま思えばけっして裕福ではない家だったのに、なに不自由ない少年時代を過ごさせてもらって大学にも行かせてもらったのに、私はこんなバカな中年になってしまいました。でも、

  5年前に道を踏み外したおかげで、けっこう幸せな毎日を送っています

このクソのような世の中で、休みの日の夜も家で仕事をさせるような会社に勤めながら、酒もゴルフもしない私が正気を保っていられるのは*1、いまの趣味のおかげです。
なにが言いたいんだよ。放送開始5周年を記念した私からのメッセージだよ。そうだ、その浜千咲改め泉里香を探さなければ...ぜんぜん見つからないのでまた明日*2
(つづく)

*1:正気を保っているのかは議論の余地があるぞ

*2:なんだよ