こんにゃくゼリー

こんな私でもたまには世の中の役に立ちたい。世のため人のために役に立つことを書きたい。こんなニュースがあった。

  <こんにゃくゼリー>幼児が窒息死(毎日新聞

さらに

  全国の消費者団体で組織する「消費者主役の新行政組織実現全国会議」は30日、

  こんにゃくゼリーの製造販売の禁止を求める緊急声明を発表(共同通信

うーん、痛ましい事故だ。うちでは赤ん坊のころからバクバク食ってたがな。だが、毎日新聞のこの見出しを最後までよく見ると

  <こんにゃくゼリー>幼児が窒息死 95年以降17件目

13年間で17件、つまり1年間に1.3件の窒息事故があるのは、食品として多いのか少ないのか?厚生労働省から「『食品による窒息の現状把握と原因分析』調査について」というレポートが出ている*1。調査期間は平成18年1月から1年間、13ヶ所の消防本部、75ヶ所の救命医療センターから回収した調査結果である。これによると

  1位 もち(168例)

  2位 パン(90例)

  3位 ごはん(89例)

この調査では「こんにゃくゼリー」という表記はないが、「カップ入りゼリー」が11例。単純計算ではもちはゼリーの15倍も危険、パンやごはんは8倍以上も危険ということになる。ただし、パンやごはんは食べる機会がゼリーより圧倒的に多いので、窒息する確率を計算したらむしろ少ないであろう。だがそれを考慮しても、もちはゼリー並みに危険な食品と言って良いのではないか。よし、

  こんにゃくゼリーよりも事故が多い「もち」を発売禁止せよ

無理か?それは無理か?私はもちを発売禁止にするより、こんにゃくゼリーを発売禁止にするよりこの法案がもっとも効果的だと思うのだが。

  父親、母親の資格を国家試験にせよ