通し稽古、せめてリハーサルと言え

「キラリ☆スーパーライブ」の特典映像で沢井美優

     「ゲネプロです。はじめてのゲネプロです」

と言う場面がある。

     ゲネプロってなに?

わからない言葉が出てきたとき、文章なら文脈、映像ならその場面の中から探すしかない、あたりまえだけど。そしてわからない言葉が発生する確率というのは

     固有名詞(製品名・地名など)>物を表わす名詞>・・・

だと思う。漢館などわからない固有名詞だらけだ。さらに固有名詞ではないのだけど、自分が使ったり見たことがない物の名前も多い。この場面でわたしがそのものの名称がわからない物と言えば

     沢井美優のほっぺたに貼り付いているマイク

だ。こんなもの普通の女子高生は使うことがない。また演劇といってもテレビにしか出たことがない沢井美優にとって、マイクをほっぺに貼り付けることなどない。そうか、これがゲネプロか。ゲネプロとは舞台などで使う貼り付け型のマイクのことか。沢井美優ゲネプロを付けて、これから通し稽古に向かうのではしゃいでいるのか。だいたい、私の年代だと♪見え過ぎちゃって困るの〜♪の

     マスプロアンテナ

という商品がインプリンティングされている。○○プロというと何か通信機器のような感じがするではないか*1。私は完全に納得し、自分の脳内辞書に単語登録をした。

     ゲネプロ  【名】舞台で使う口元に貼り付ける小型マイクのこと

いまから3年前の話である。
つぎの私とゲネプロの遭遇はなっちのDVD。DVD特典であるなっちのオーディオコメンテータリーで

     ゲネプロのときツソクさんが来てくれたんですよね

来てくれたんですよねじゃない。ツソクはもっとなっちの面倒を見ろ。おまえの富と栄光は初代モー○のおかげであって、おまえだけの力だけでないのは今のハ□プ□を見ればわかるだろう。そんなことはどうでもいいが、

     なんでゲネプロ

だって、このコンサートでなっちはずっとハンドマイクで唄ってたではないか。ゲネプロを使ってないよね。それともリハーサルのときはハンドマイクではなくゲネプロを使うの。そうか、リハーサルは進行表を手にしながら進めるので両手が空くようにゲネプロを使うのか。ハハハ・・・
3回目のゲネプロとの遭遇が小松彩夏のブログ。文章は忘れてしまったが、いくら愚かな私でももうわかった。ゲネプロとは通し稽古のことだ。ネットで調べたら

     General(総合)とProbe(稽古)を足して作られた和製ドイツ語。

     英語圏では、演劇における稽古は「リハーサル(rehearse)」、

     舞台稽古は「ステージ・リハーサル(stage rehearsal)」、

     本番さながらの稽古は「ドレス・リハーサル (dress rehearsal)」と言います

これってヘビロテアクセよりひどいよね。少なくとも本国の人に通じない外国語は恥ずかしいからやめようよ。と、こんなどうでもいい突っ込みをしながら「M14の追憶」は4年目を迎えたのであった。

     せっかくの3周年記念日なのに...ショボい話題...○| ̄L...

*1:おまえだけだって