亀家

ここは父親とボクサーの息子3人が暮らす家。ある日の会話

父「コウちゃん、ちょっとおいで*1

興「なあに、パパ*2

父「明日の記者会見、コウちゃんが一人で行け」

興「げっ!それはダメでしょ。この前の記者会見はパパの態度が悪いって新聞に書いてあったよ*3

父「あれは作戦だ」

興「なんだよ、作戦って」

父「世論はワシら一家を叩くのに飽きて、矛先がTBSや協会に向かっている」

興「だから言ったでしょ。TBSはヘタれなんだって。やっぱ組むならテレ朝だよ」

父「それに早い段階から『悪いのは父親、息子に罪はない』がおおかたの意見だった」

興「そういう演出をしてきたからね。パパがガッキーの大ファンなんて誰も知らないよ」

父「そこでだ。明日の記者会見はおまえが一人で行って、愚かな父親の犠牲になった亀家の殊勝な長男の役割を演じる」

興「なるほど」

父「ワシはしばらくマスコミに姿を現わさない」

興「ボクには同情が集まるね。さすがパパ」

父「ところで大ちゃんはどうした?」

興「もうDSもWiiも飽きたって言ってるよ。早く友だちとカラオケに行きたいって」

父「もうちょっとの辛抱だ。練習を再開すれば外に出られるよ」

興「でも大ちゃんはかわいそうだったね。反則負けになるはずだったのに」

父「そう、TBSがアホなカードを組んだから内藤とやるハメになった」

興「でも、いまの大ちゃんでは内藤選手には勝てない」

父「だから途中で反則負け。ノックダウンや判定負けにはならない」

興「インタビューの練習までしてたのに。『12Rで猛攻するために11Rまでは防戦に徹しました』」

父「そうそう、それで『いいパンチが入ったんで頭に血が上って投げ飛ばしちゃいました。テヘッ!』」

興「あれだけやったのに反則負けにしないなって。あのレフリー、なに考えてんの?」

父「まったく選手の身体をなんだと思ってるんだ」

興「あせったよね、12Rまで行っちゃって。股間を狙ってでも反則負けになれって言ったのがマイクに入っちゃうし」

父「反則の指示はしたけど、あれは負けるため。そんなこともわからないなんてマスコミは本当にアホだな」

興「結局、12Rまで行って判定負け。最悪だったよね。大ちゃんの機嫌を直すのたいへんだったよ」

父「うん、ゲームを3本も買わされたからな」

興「じゃあ、明日はボク一人で行くからさ、ゲーム2本ね」

父「わかったよ」

今日のTBSサンデージャポンを見る限り、亀一家の作戦は成功したようだ。TBSには恥じらいというものが無いのか
(この物語はフィクションです)*4

*1:家ではこういう話し方

*2:家ではこういう話し方

*3:コウちゃんは毎朝、日経新聞を隅から隅まで読むのが日課

*4:わかってるわい!