北川景子−モップガール第3話「アメリカンクラッカーは捨てないで」の巻

放送開始前の特別番組から数えて、モップガールのレポも4回目になった。よく考えたらこのドラマがどういう話であるかをまだ一度も書いてないような気がする。

     内容にいっさい触れないで延々と続くレポ

これは私が高校生のときに身につけたものである。夏休みに「本を10冊読んで感想文をそれぞれ原稿用紙1枚以上書け」というとんでもない宿題が出た。私の高校は「百人一首を冬休み中に残らず暗記しろ」とか無理難題の宿題が多かった。本を読むのが大嫌いだった高校生の私、いかにしてこの窮地を乗り切るか思案し、ついに

     本の題名だけで感想文を書く

という方法を思いついた。国語の教師が受け持っているクラスが3クラスだけとしても、当時は1クラスに50人くらいいたので、150人分、原稿用紙1,500枚の感想文が上がってくるわけだ。しかも、ひどく下手くそな。どう考えてもすべてに目を通すと思えない。それなら原稿用紙を字で埋めればクリアできるはず。たとえば「伊豆の踊子」なら、小学生のときに行った伊東のサボテン公園の思い出を長々と書いてまずは原稿用紙1枚。2枚目にはテレビで見た舞妓さんの話をだらだらと書く。こうなると本は感想文の対象ではなく、私のエッセイをインスパイアするための題材でしかない。いま思うとわざわざ図書館に行って本を目の前に置かなくても、新聞に出ている本の広告があればよかったわけだ。本来、教師が生徒にして欲しかったのは本を読むことのはず。それなら読んだ本の題名だけ提出させればよかったのである。それを感想文など書かせるから私のように本末転倒も甚だしい生徒が現われるわけだ。だが一つ言えることがある。以前、中学生のときに1年間に渡って毎週2本ずつ新聞の社説を要約するという無茶な宿題が出たと書いた。この感想文や百人一首もそうだが

     無茶な国語の宿題はブロガーの肥やし

ということでまた来週
(つづく)






モップガールはどうした?ポイントだけ書いておく。

     モップガール第3回まとめ


     おはなし  ★★☆

     おバカ度  ★★☆

     景子変顔  ★☆☆

     レオチラ  ☆☆☆

先週のインパクトが強すぎたので今週はちょっと刺激不足。毎回「意外な犯人」という設定なので、開始早々に私は今回の犯人がわかってしまったよ。犯人が殺人をして、北川景子が時をさかのぼってそれを阻止する。だがいったん阻止してみると犯人はどうしても被害者を殺したいほどの動機があったのだろうかと思うのも先週と同じ。だが、ふつうの人が殺人を犯すときはそういうものではないかな。あとから考えると殺す必要があったのかと疑問に思い、その罪の呵責に苦しめられる。人間は愚かな生き物よのう*1

*1:おまえもな