「ようこそ!うさぎちゃんリターンズ」−実写版・FinalAct−(中編)

お見送りが終わってキャストは楽屋に戻る。我々はロビーに残り色紙に沢井美優松下萌子への寄せ書きを書く。完成したら色紙の写真を撮ろうと誰かが言い出して、色紙をロビーのいちばん立派なソファーに立てかけ順番に写真を撮る。おじさんがみんなで何をやってんだか。私もブログに貼る写真にしようと思って撮影したのにHNじゃなくて本名で書いている人が何人もいて没。これが全部終わるまで30分。その後、出待ちのため楽屋の入り口に移動。
ところで、今回はじめてお会いしたのがカシオペアさんとsakuraさん。カシオペアさんは小松彩夏が天にひときわ輝く明星になるその日まで、本物の星を観察されている天文家。まるで日露戦争時の大砲のような愛機「ヴィーナス320VIP」を車に積んで天体観測にいそしむ毎日。弓原七海にも深く傾倒されている。CBCのお膝元の名古屋支部は強者が多い。sakuraさんは私のブログの情報源。沢井美優関係の情報は8割、いや10割がsakuraさんのところから拾ってきたもの*1。私は特に根拠もなく大柄な女性をイメージしていたのだが、お会いしてみたら小柄でたいへんキュートな方だった。このミュージカル、毎回、会場に来るのは親子連れかオッサンだけなので、若い女性はめずらしい。とくに今回はオッサン率が異常に高いので沢井美優松下萌子も年齢が近い女性のsakuraさんを見てたいへん喜んでいるようだった。またいつかsakuraさんにお会いするため静岡でイベントがありますように。
楽屋入り口で待機。某氏は持ち物の点検。分厚いファイルを取り出すと中には全公演のパンフレットとか過去のイベントのチラシ。なんと松下萌子のデビューイベントのチラシまで。すげえ。もっと厚いファイルを取り出すと、中には沢井美優のカードやツーポラの写真が。沢井美優がこれだけのカードを出していたのも驚いたが、それを全部集めた人がいるのにも驚き、それを静岡くんだりまで持ち歩くのにびっくり。別の方はセーラー戦士のカードに書いてもらった沢井美優小松彩夏安座間美優のサインを見せてくれた。ふーん、って安座間美優も?安座間美優の芸能生活において、いつファンの人にサインをする瞬間があったのだ。この人は安座間美優の親戚?とよく見たら2007年9月20日。なんと、青山で3人が集結したときにサインをもらった人がいたのだ。世の中は広い。いろんな偶然や巡り合わせで人は幸福にもなり不幸にもなるのだ。だから不幸な境遇になったからといってその人がすべて悪いんじゃない。別の巡り合わせがあれば突然に幸福がやってくることだってあるはずだ。だから人は希望を持って生きて行けばいい。安座間美優のサインでここまで考えちゃう俺ってよっぽどの不幸なの?
沢井美優登場。入り口からタクシーまでを歩道に一列に並んでお見送り。といっても、そんなに長い距離ではないので全員が一列には並べず、私とsakuraさん、こっちよ!さんは少し後ろに立っていた。列の真ん中あたりに来たとき誰かが握手を求め、沢井美優もそのあたりの人と握手。すると沢井美優は列の先頭に戻り、さっき握手をしなかったオーロラさんたちと握手。へえ、すごいなと見ていたら列の後方にやってきて、後ろの方で見ていた我々に手を差し出してくれた。なんていい人、なんたる気遣い。これだけファンに気配りができるタレントが何で仕事がないの。なんであさみんにはいつも仕事があるの*2。sakuraさんが「わたしはますます美優ちゃんが好きになりました」うんうん。
長かった残暑が終わり、沢井党の熱い夏も終わった。沢井党には七海党としての熱い秋が待っている。そして私のような日和見党は北川景子の熱い秋が待っている。みんな、力の限り応援しよう。
・・・って、沢井美優はもう過去の人かい
(つづく)

*1:もう少し罪悪感を持った表現にした方がいいと思うぞ

*2:その話題から離れようよ