北川景子「大女優への道」−「きーたん白書」リニューアル−

ザ・テレビジョンに連載中の「きーたん白書」が「プチ・リニューアル」された。今週から北川景子が好きな本や映画を紹介するという趣向になったようだ。この裏にはどういうドラマがあったのだろう。
【ネタが無くなった】もうネタが無いと北川景子から泣きが入り安易な方向に行った*1。たしかに見たい人だけがタダで見るブログとは違う週刊誌の連載なので、このような内容の記事を書くわけにはいかない*2。だが、休止になったブログを思い出せば週に1回、原稿用紙1枚を書くことなど北川景子にはわけないことだと思うのだが。
【載せられない内容が多い】毎週、北川景子から原稿が届くのだが、あまりにもぶっ飛んだ内容なので、そのまま載せられない。編集部が泣く泣く8割くらいを書き直すので、もう誰のエッセイなのかわからない、ほとんどゴーストライター状態になっている。しかたないので話がヤバい方向に行かないようにテーマを本と映画に絞ることにした。それでも最初に届いた原稿が「水に棲む花」の感想だったのでボツにした。
【飽きた】北川景子がエッセイを書くのに飽きてしまった。連載が欲しいタレントなど山のようにいるので、編集部としてはいつ打ち切りにしてもいい。だが相手は天下の星屑の新人タレント、めったな扱いはできない。みんなでなだめすかして本と映画の紹介で続けさせることにした。
私は2番目が真相だと読んでいる。毎回、活字にできない下ネタ単語が連発。さらに話の内容が政党や宗教、果ては皇室にまで及んで書きたい放題。こんな原稿が載せられるのは廃刊になった「噂の真相」か「BUBUKA」くらい。だが北川景子がめざすのは単なる女優ではない、「大女優」なのだ。編集部や読者に媚びて当たり障りのないエッセイを書くなど小物のすること。今日も北川景子はヤバい原稿を書き続ける。これでまた一歩、野望に近づいた*3

*1:安易な方向・・・人のことは言えないし自分で書いててつらい

*2:http://blog.watanabepro.co.jp/abeasami/archives/2007/08/post_131.html

*3:2番目と決まったわけではないし、ぜったいに違うでしょ