近日公開

7月のことである。以前に中国語字幕が付いているSpecialActのDVDをくださったSさんからメールが来た。

     M14様

     2007年も折り返しを過ぎた今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。

     貴方のブログが現在でも生き延びていることに感謝と驚きの気持ちでいっぱいです。

生き延びてるって。たしかにサバイバル戦の様相を呈してきている。

     さて、今回、思いがけなくも東南アジアの某国で、

     堂々と正規品として販売されているあからさまなコピー品の、とあるDVDを発見しました。

うう、この思わせぶりな表現。Sさんは私のブログにかなり感化されている。

     ・パッケージの印刷の質は、悪いです。日本で市販のプリンタのほうがはるかにましです

     ・この手の製品にありがちなのが、ディスクの質が悪く再生できないことです。

      きちんと再生できるかどうかは運によると思っていただければ

     ・音声は日本語、字幕は中国語/英語となっています

     ・未開封です。私は内容を確認していません

開封って、Sさんは私に送ってくださるだけの目的でこのDVDを手に入れたのか。なんていい人。「ください。ぜひ送ってください」と返事をしたら

     日曜に国際郵便で出しました

とメールが。国際郵便って、Sさん、いまどこにいるの?週末にその国際郵便が届いた。そうか、Sさんはシンガポールでお仕事をされているのか。さすがにシンガポールではギャルルの存在はご存じないだろうな、どうでもいいけど。もう一つどうでもいいことだけだ、日本ではインドネシアやフィリピンのあたりを「東南アジア」って言うでしょ。でも日本から見ると「西南アジア」なんだよね。去年、せらむん大使さんがご自分の国(台湾)を「日本の西南にある国です」と書いてらしたのに皆さん気がつかれたか*1。「東南アジア」は、あくまでも欧米を中心に見たときの言い方なわけだ。こういうのもそろそろ見直すべきだと思うが。
さて、送られてきたブツの写真は以前に紹介した。パッケージの写真もピクチャーレーベルの写真も印刷がにじみまくり。どんなプリンタで印刷したのか。DVDがぜんぶで5枚。これに全49話が入っている。正規版だと1枚のDVDに4話ずつ入っているので、ぜんぶで12枚。半分以下の枚数だ。特典映像を抜きにしても30分×49話で24時間半。それがDVD5枚。いくらなんでも少なすぎないか。ためしにPCで再生してみる。再生できないこともあるとSさんのメールに書いてあったからな。恐るべし西南アジア。

     画質が・・・

この画質なら5枚のDVDに納めることができたのも納得。さらに

     左上に時報が・・・

これって、テレビを家庭用ビデオに録画したやつをDVDに焼いたのね。でも時報があるとレポを書くときに便利。まさに私向け。ってことで、そのうち中国語で見る名場面集をやりますからね。そのうちって。だって、すごく時間がかかるのよ、この作業は