ギャルルはセンターの守備を両翼で補強した鉄壁のフォーメーションだ

諸君はギャルルという世界一無駄なユニットを知っているか。結成と同時に辻ちゃんが妊娠した曰く付きのユニットだ。そのまま解散した方が話題になったと思うのだが、安○麻美を入れてデビューにこぎ付けた、まさにつ○くの凋落を具現する存在。You○ubeにデビュー曲*1のPVがあったので見てみた*2
センターがギャル○根、向かって右が時○あみ、左が安○麻美という、イロモノもイロモノ、ほとんどコミックバンドになっている。辻ちゃんはここに入るのがイヤでむりやり妊娠したんじゃないかと疑いたくなる。代役の安○麻美も迷惑だが、この人は仕事を選べる立場にない。だいたい芸能人の姉妹というのは次のどちらかだ。

     ・妹の方が可愛い、美人・・・小○麻耶・麻央、荻野目慶子・洋子、松○紀保・松○か子、熊谷真実松田美由紀*3五月みどり小松みどり*4

     ・似てないので比較ができない*5・・・沢井美優、倖○來未、石田ゆり子中山美穂

その中で安○麻美は例外中の例外。もうお姉さんの存在が彼女の人生に暗い影を落としまくりだ。ブリキの太鼓の主人公のごとく、自分の時間を17才で止めてしまった永遠の少女の姉に対抗するにはヤンキーになるしかない*6
さて、PVを見てみる。2種類あるが、ドラマ仕立てのより、ただ歌っているだけのやつのが見ごたえがある。まずギャル○根の踊りがヤバい。しかたないのだ、この人は踊る人ではなく喰う人だ。それも他の二人に比べて手足が妙に長いのでよけいに目立つ。キラリ☆スーパーライブの小松彩夏を彷彿させる。だが、小松彩夏はあの催し物の趣旨と自分の立場を理解して、それなりに一所懸命に踊っていた。ギャル○根は3人の中でいちばん楽しそうに踊っているのだが、どう見てもなぜ自分がここにいるのかわかっていない。この人の瞳の奥は限りなく「空虚」なのだ。
つぎに右を固める時○あみがヤバい。3人の中でいちばんがんばって踊っているのだが、この人が頑張れば頑張るほど、このユニットのヤバい雰囲気が増していく。なにか「狂気」さえ漂っている。そして左を固める安○麻美だ。この人のふてくされ具合が半端じゃない。「わたしがハ○プロに入れなかったのは私のポテンシャルを恐れたなっちの陰謀だ」と見当違いの八つ当たりと「私はこんな奴らとユニットを組まされるために北海道から出てきたんじゃない」と心の叫びが聞こえてくる。怖いぞ、「怨念」のオーラが漂ってくる。「空虚」と「狂気」と「怨念」。パンクロックのグループが求めてなお届かなかった境地に、この3人はやすやすと到達してしまったかに見える。
さて、ユニットの紹介が済んだところで*7本題だ*8。こんな強烈なユニット「ギャルル」だが、いちばんの問題はギャル○根の歌唱力だ。ふつう、3人組のユニットはキャンディーズ、トライアングル、イモ欽トリオ、フォーククルセダース*9、どれもセンターがメインボーカルで両側の2人はコーラスだ。ところがギャルルはギャル○根のソロパートを最小限にして、いやほとんどなくて、時○あみと安○麻美がおもに歌っているのだ。つまり

     両側のふたりがメインボーカルの3人組ユニット

この方式を考えたつ○くは以前の勢いは無いとは言え、やはりやり手。話題の人をセンターに持ってきて、そこそこ歌えるが仕事を選べない2人を両側で歌わせれば簡単にユニットが作れるわけだ。

     東国○知事+鈴○亜美+中○明菜

     ダル○ッシュ+河○隆一+三○道三

とか。ただギャルルの場合、センターを受け持つ話題の人がギャル○根では、あまりにも小物すぎ、あまりにも淋しくないか。こうして安○麻美の心の闇はますます濃くなるのであった*10

*1:2曲目があると思えないが

*2:あんた何を

*3:古いよ

*4:古いって

*5:だんだん書くのが面倒くさくなってきたので片方だけね

*6:ヲイ!

*7:長っ!それによくわからないし

*8:あるのかよ

*9:古いよ

*10:なんの話だよ